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人生の余白を作る

【講義を終えて】

少し前になるが、株式会社遊行を設立、旅のサブスク「HafH」の創業者でもある大瀬良さんの講義を受け、旅と仕事から、人生に余白を作ることについて考えた。
今の社会は、移動をしなくても仕事があり、生きていける時代。でも、旅をしながら仕事をしたい、と憧れる人はたくさんいる。大瀬良さんは原体験から、どこでも働けることで、無限の可能性が広がる感覚になる、毎日国が変わっていくとき、一番成長を感じたとおっしゃっており、その感覚も本物だということが強く伝わってきた。そこからではそれをどう実現していくのか。そこで、コワーキングという方法があった。大瀬良さんの地元、長崎出島、オランダ人からヒントを得て、ワーケーション発祥の地と言われるようになったまでの場所である。これらすべてをヒントに、コリビングビジネスとして「HafH」が確立された経緯や、その後ノマドという働き方を広めていきたいという想いもあって、現在の株式会社遊行へいたる経緯を説明していただいた。

【ぶっちゃけ、ノマドで働いてみたいか】

前提として、私自身、死ぬまでにたくさんの世界の絶景を観たり、現地の人と関わったり、現地の文化に触れたりしたい想いはある。
そうなったとき、会社の合間を縫って、世界一周等をするのか。
ノマドとして働きながら、生涯的に現地で滞在もしながら生きるのか。

日本で生きてきた身としては、ノマドで暮らすということは、生活習慣もガラッと変えることになる。これまで通り企業に勤め、ある程度は自由度高く働ける道を見つけることもできるかもしれない。そして満足度高い生活を実現し、素敵なパートナーと結婚をし、時間ができたら旅に行く。そのような人生もとても素敵だと思っている。

この面だけで考えれば、世界一周という経験をして、最後は日本で落ち着くというライフプランも見えてくるが、果たして、自分の想いである「死ぬまでにたくさんの絶景を観たり、現地の人と関わったり、現地の文化に触れたい」を、満たすことはできるのだろうか。
今まで通り日本の企業に勤めながら世界を観て、一時的に満足が行くかもしれないが、その地その地を十分に知って、そこでの出会いに魅了されてこそ、一番の成長にもつながると自分自身も感じてきた。そうなったとき、だからこそ、現地で生活ができるまでの時間は必要なのではないかなと思う。

世界に普及しつつあるノマド。この働き方ができたら、より理想に近づいていく人はいるんじゃないかと思う。
だからこそ、結果がどうなれ、私自身もノマドワーカーになって旅をしながら働きたい、という想いは捨てずに行こうと思う。
結局は、自分に合った働き方で生活をしていけることこそが、余白につながると、思う。

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