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自給自足な人生

【講義を終えて】

自給自足ライフを実現させている、四角大輔さんの講義を振り返りたいと思う。まず、四角さんの経歴の振り返りとして、大手レコード会社で15年働いていたことを、天職と表現されていたのが印象的。と同時に、音楽と同じくらい自然を愛していた。そのころから自然豊かなニュージーランドには目をつけていた。レコード会社で大きな成果が出て、全盛期を迎えた。でもそれは仮の姿。ニュージーランドの永住権が取れ、レコード会社を辞めて、ニュージーランドへ、というのが経歴であった。
その後、レコード会社で生計を立てていたからこそ収入はほぼなくなった、ただし、そのための自給自足ライフというところに行きついた。
自給自足を考える上で出てきた2つの言葉が、
FIRE=早期に退職 不労所得
SIDEFIRE=半分が不労所得、半分は好きなことで
だ。これらの、自給自足SIDEFIREというスタイルで、必要最低限の生活の実現をすることが、自給自足ライフということになる。
そして自給自足を考える上で今回のテーマにもなるサステナブル=持続可能性という言葉に繋がる。サステナブルと聞くと環境のことをイメージさせられる。確かに、環境が続かなければ人類も滅びる。でもここでは、「持続可能な生き方」という視点で考えることとなった。
レコード会社に話を戻したとき、アーティストや音楽がピュアでも周りが黒い人達ばかりでは持続可能にはならない。凄い名声やお金をもらっても、続かなければ意味がない。拡大成長には全く興味がない。消耗するだけだから。こう考えたとき、サステナブルな生き方を実現することは、もうできない。そう考えたとき、自然界の中にそんな不自然なことは存在しない。ならば、どっちの生き方を優先するか。それは、ニュージーランドだ。天職と言っていたレコード会社から退く理由に相応しい。そう感じた。
では、自給自足の生き方を実現するためにはどうすればよいか。今回の講義では、四角さんからとても刺激的な説明をいただいた。
【持続可能な生活を実現するための軸5か条】
・食べる
・運動する
・休む
・寝る
・心の底から遊ぶ
これを守ること。これらができれば、自然と健全な生活になっていく。これらをせずに考えても無駄だということをまず意識してほしい。
そして仕事面。どこに行っても通用するベーシックスキル。挨拶、メールとか。そういったスキルを大切にすること。

【自給自足の人生には憧れる】

今回の講義を受けて、単純に、四角さんが実現している自給自足SIDEFIREの生活がうらやましいと感じた。身も心も清めながら、自然豊かなニュージーランドライフを送っている様子が伝わってきて、ものすごく豊かに感じる。
私自身、これまでの会社で大きな成果を出せているわけでもないし、でも日々多忙で身を削って働いているし、しかもそれが続かず2回も転職をしている。自給自足とは真逆の実績。だからこそ実現できている人を見て、羨ましいと思うのは当然かもしれない。
そして自然について。都会生まれ、都会育ち、都会住みの私からしたら、羨ましいと感じた。一時期岡山に住んだ時都会と自然のバランスを感じた感覚が名残惜しく感じている。

自給自足の人生が実現をしたいのかは、分からない。今の生活スタイルから変わることを恐れている自分もどこかにいるし、自給自足を目指すにあたって自分に何ができるのかと考えてもネガティブ志向になりかねない。そして、今は東京にいた方が、周りに仲間もいるし、やりたいことに取り組めている自分もいる。だからなおさら、モヤモヤする。

でもこれだけは言えると思う。
「自給自足の生活に悪いところがない」

せっかくのお話をいただいたからには、吸収すべきところは吸収する。
将来は自然により近いところに住む。5か条を守る。ベーシックスキルを維持する。ニュージーランドに行って体感してみる。四角さんの本を読む。

少なくとも、自分の仕事や行動、感情に向き合う時間となり、とても刺激的な講義となったことに満足。
今後の人生を考えていく上で、大きなヒントとなった。






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