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題して「安売りして紹介を貰う脳筋戦略」

治療家の誰もが紹介だけで新規がまわればいいのになぁ、、、って思っているだろう。私のサロンは紹介だけで成り立つほどまだまだ優秀ではないが、ご家族の紹介や割りと身近な人を連れてきて下さるケースが多く、その体験から傾向を分析したロジックが一つある。
その前に治療院経営を安定するにあたって、なんでもかんでもやたらとシステム化をしたがる奴らがいるが、システム化をすればするほど人の感情が分からなくなり公私共に充実した治療院経営からは遠のいてゆく。まだ雑務的な範囲のシステム化はともかくサンキューレターや紹介カード、口コミやお客様の声の依頼を何回目にやるとかまで決めてしまっている人もいるが、そういう人らは売上は良くても心は豊かではない。非常に苦しみながら治療院経営をしているのを私は知っている。

なぜなら紛れもなく過去の私だからだ。

私は一度整体院経営塾に通い実直に行動するも売上は上がるが心が潰れかけた人間でありプライベートサロンのシステム化経営戦略の末路を知っている。
その経験から本当に患者さんが望んでいる事は何かを自問自答をしはじめ、人の感情をもっと深く理解しようと探求した。
紹介をしてくれる方には共通点がある。それは「記憶に残る思い出」 を作れていること。
サプライズにも近い表現だが、最近だとゴルフを控えた前日にぎっくり腰をした女性の方が来院し、2週間寝ても冷めても腰の痛みが治まらないと嘆いていたのだがその場で痛みが9割無くなり、翌日ゴルフに行けてしまったのだ。勿論、安全を優先して私の口から「ゴルフに行っていいよ」なんて推奨せず休む事をお伝えしたのだが朝起きたら痛みが殆ど無かった為そのままゴルフに行き約束していたメンバー達にこの出来事を話しまくったらしい。
彼女の中では最高の体験をしたわけで願ってもない現象が訪れてくれたのだ。
その後、腰痛の彼氏をうちに連れて来ようと凄く推してくれてるらしく、私はいつ来てくれてもいいように臨戦態勢をつくってる、笑
こうして良い噂を広めてくれるにはお互いに記憶に残る思い出を作る事である。
じゃあどうしてそんな状況を作る事が出来るのか、

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