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火事場の馬鹿力

ちょっとブレイク#2

人間は、追い詰められると凄い力を発揮します。
野生の動物も追い詰められると凄い力を発揮すると思いますが、人間はその時に「高度な知」を使えるということが、他の生物と大きく異なるところではないでしょうか?

現在の世の中は、先の読めない「不確実性の時代」にあり、人口減少による「労働生産力」が低下し、急速な勢いで「進化する技術」といった環境の中で、熾烈な競争をして生き残っていかなければなりません。

しかし、このような厳しい環境こそ、「イノベーション」を生み出すチャンスです。
ここで言う「イノベーション」とは、単なる「優れた進歩」ではなく、時間という連続した進歩を超えた非連続の「破壊的イノベーション」です。
こうしたイノベーションこそ、追い詰められたり、生き残りをかけて、様々な制約の中からそれを解決するために生まれるのだと思います。

そのためには、危機感を常に持ち、知の探索を日々続けることが重要です。
まだ、大丈夫という感覚や思考が、企業を「ゆでがえる」にし、いつの間にかその事業がなくなったり、傾いたり、するのではないでしょうか?

今までと同じスピードで世の中は変化していません。自分が思っているより数倍、いや数十倍のスピードで世の中は、変化していると思うべきです。

常にそうした意識を持つことで、新しい未来を創造する事ができるのだと思います。

今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、まさに緊急事態です。
いま、その力を発揮しないで、いつ発揮するのでしょうか?
こういう時こそ、ピンチをチャンスに変え、破壊的なイノベーションを起こすチャンスです。

抜本的に思考や行動を変えないといけないわけです。

現在、起こっていることをキチンと見つめ、制約された環境下、状況下の中で、”視野”を広げ、”視点”を変え、さまざまな”視座”で、思考することで新たな発見が生まれます。
”視点”、”視野”、”視座”を変えることによって、セレンディップな発見が生まれるかもしれません。

その発見を素早く行動に移すことが重要です。

「大企業病だ」などと、言っている暇すらありません。
仮説を立ててすぐにやる!
やってみることで、新たな発見が生まれます。

これからの時代、もっともっと想定外のことが起こるかもしれません。
今回のコロナショックを、そういった一つの引き金とすべきだと思います。
上を向いて改革を進めていきましょう。

では、今日も良い一日を。
日々是好日です!



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