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ペイン&ゲイン

DXをたびたび考える。
企業の経営者はDXっていうけど、どう捉えているのだろうか。


DXにはデジタルシフトと企業変革の両方の側面から実施していく必要がある。そのため、経営陣の深い関与が求められる。
経営陣がDXを抜本的に行うと決定し、ゼロトラストネットワークの導入など社内システム全体を抜本的に変革すると決断した場合、かなり強い推進力をもって前進していけることになる。

さて、そこで出てくる現実的な課題が費用である。こういった課題は、色々な案件について回る。
その時に考えるべきことは「ペイン&ゲイン」である(アメリカのコメディ映画のタイトルではない)。
ペイン(痛み)の削減とゲイン(得るモノ)の拡大である。
ユーザが実現したいものを、ペインとゲインの両方から考えるということである。
実現したいことをすることで、増やしたいもの(ゲイン)、減らしたいもの(ペイン)を明確に伝える必要がある。


ゼロトラストは、いいものですよ!
こんな夢がありますよ!
というだけではダメで、同時に業務の効率化やリスクの低減も示唆していかなければならない。
「ペインとゲイン」この2つを同時に洗い出し、可視化し、提案していく必要がある。



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