学校の教官事情

※性的表現が苦手な方はご遠慮ください

学校では学生どもがわたわた事件など起こすイメージですが、教官もまた人間

事務さん以外は全員男の教官でした。
当時は道警1万人いましたがその一割にも充たない数が女性でした。
だからイカくさい野郎どもの指導は男性教官なんです。

学生も下にたいしてだらしないですが、教官は教官である立場を使い下がだらしないのです。
パワハラ？パワシモハラ？

私が警察になったすこし後から女性を増やせと国が言ってきたので女性もちらほら学生として入校してきました。
私達は学生として10ヶ月もいるものですから後輩も入校してきます。

後輩140人の中には5人くらい女性がいました。

やはり目立つ存在でして男しかいない空間で女がいればおのずと態度が甘くなります。

長く学校にいると人のこない場所、時間など分かってきます、しかしながら、学生の身分ですのでそれが分かったところで何もできません。
しかし、それを分かりながら自己の欲望のままに利用する輩がいます。
そう教官です。

夕方18時以降は授業がないので教場棟には誰も近づきません。
学生は特に近づきませんし、近づく理由がないのです。
18時以降はお風呂に入ったり売店で何か買ったり一日の疲れを癒やすリラックスタイムだからです。

学生は来ない、では教場は？
当直の教官以外は帰宅します。
みな家族がいますから

ある教官は当直室ですきに過ごします。
交番についたときの練習として、毎日学生が昼の一時間と18時から20時ころまで2名体制で教官とダベりながら日誌を書いたり当直業務のマニュアルを読んだりして勉強します。

もちろん女性も例外ではなく当直の真似事をします。

女性と男性はペアになり、教官としては女性生徒がつくと話がはずみます。

女性からすると教官は警察官の先輩であり、上官になります。
警察官はたいたい自分の武勇伝を数個持っていますし、いろんな部下に過去さんざん話していますからかっこよく、またおもしろくと話のベースに肉付けされ話が昇華されていきます。

これから警察官をめざしている女の子がそんなおもしろ武勇伝なんて聞けば
「なんて楽しい人なんだ、こんな人が上官であれば楽しく交番でやれそう」
と思うのです。

訂正します、ほぼ100%好印象を抱きます。

あとは、女性が恋に落ちたような顔で話しかけていたら教官のものです。

なぜ落ちたかわかるのか？
腐っても警察官、人の顔を見れば何を考えているのか大体わかるのです。海千山千の被疑者と日々渡ってきた教官からしたら女性の学生を落とすなんて簡単すぎます。
また、環境も大きく影響していますね。
完全に外部と遮断された空間で、周りは警察のけの字も知らぬ学生の中で現場を知る面白くて自分に寄り添ってくれる上官、、、、

結論は、夜間だれもいない教場で課外授業をしていました。
そんな事がバレずに数回できたものですから教官といえども注意力か落ちてきます。
まいど当直には逢引して致しているところ、たまたま用務員のおじさんに、バッグでハメている所を見つかりました。現役教官が用務員に現行犯逮捕されました。

教官は家族もいますし、娘もいました。
かたや女性生徒は独身で監察官に取り調べを受けて辞職していきます。

かたや教官は学校から田舎警察署へ左遷されて終わります。公務員に転勤は付き物ですから奥さんには適当に転勤になったわ、人事はわからんねなんて言っとけば不倫したなんてわかるはずありません。
しかも20歳の女性生徒相手に

※監察官とは警察官の不正を調べる部署です。
エリートの集まりと表向き、そうなっていますがなんらかの通常業務をさせることができない訳ありを多数囲っている部署でもあります。