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私の最期の勝負曲

おそらく勝負のときに必要なのは、気を高ぶらせることではない。
静かに、自分自身を見つめることだ。

人生、最後の大勝負、
そう、この世とオサラバするとき、
BGMでかけたい曲を5つほど、選んでみた。


① Radiohead(レディオヘッド)のCreep(クリープ)


僕はここにいるべきじゃないかもしれない、
だって僕はどうせ変な奴なんだよ。


そんな内容の歌詞。
主人公の呟きと嗚咽が、ズバリ、ロックの音で表現されているところが、いい。


② 鶴田浩二の傷だらけの人生

お天道様の下、大手を振って歩きたいけど、歩けない。


そんなひねくれものになったのは、心の奥底に正直さを隠し持っているから。
そして世の中があまりにも嘘つきだから。

けれど、最後は、やっぱり、真っ正直でいたいもの。



③ Claude François(クロード・フランソワ)のComme d’habitude(いつものように)


日常生活の倦怠を諦めて受け入れるふりをする、その悲哀を主題とした歌。

暮らしなんて、うすのろだ。

でも、それを諦めないと。大人なんだしね。

哀しいけど。


④ Serge Gainsbourg(セルジュ・ゲンズブール)のJavanaise(ジャヴァネーズ)


人生にサヨナラするとき、別れの歌を聴くのもいいかな。


「ジャヴァネーズを踊りながら、僕らは愛し合った、一曲のあいだ」。

そう、私は人生に憧れ、人生を愛し、人生とたわむれた。
そしていまサヨナラする。


⑤ Non, je ne regrette rien(いいえ、私は何も悔やまない)

過去との決別を歌った、
エディット・ピアフの力強いシャンソン。


ロック歌手のジョニー・ホリデイが歌っている動画を見つけました。
もしかしたらシャンソンはロックとスピリットにおいて繋がっているのかもしれません。




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