歴史家=ジャーナリスト=政治家
書斎に閉じこもってはいけないフランス近代史研究はギゾーやティエールという父を持つ。
だからこそフランス近代史研究者は、父にならい、ジャーナリストでなければならない。ジャーナリストとして現在を学ぶことで「現在と過去との対話」を実現するのだ。
そしてフランス近代史研究者は、これまた父にならい、「政治家」でなければならない。自らの研究が政治的意味合いを持つことに自覚的でなければならない。
現代社会から逃避してはダメなのだ。
研究史のアナを埋めているだけではダメなのだ。
「政治家」