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電信柱に向かってひたすらシュートを打つ日々!(バスケットボールとジブン)

もう早いもので大晦日ですね~
あっという間に1年が終わって、もう来年。本当に意識して時間を使っていかないとダメですね。

さて、タイトルの件、ジブンの人生で重要な要素を占めるバスケットボールについて書いておきたいと思います。

初めて人に自己紹介をする時、例えば会社で人事異動があった別の部署にいった時や転職での挨拶の時とかですかね、皆さんはどういった自己紹介をされていますか?

自分がどういう人間(何を仕事でしてきたのか)で、どういう事を仕事でやっていきたいのか、自分のことを誰も知らないメンバーに対して、まずは業務のことを話すのが普通だと思います。

個人的には仕事の話しばかりでは面白くもなく、ヒトの印象にも残らないと思うので、自己紹介の際には、プライベートの話しも付け加えた上で、必ず「バスケ馬鹿です!」的な事を言っています。

ランニングも筋トレ等も好きで、それを言っても良いんですが、では何のためにそういった運動している?と聞かれたら、それは「バスケでまだ動けるようになりたいから」と答えてしまう、そういうバスケ中心の思考回路を持っています。

40歳を過ぎた人間が何を言っているのかという感じですが、いくつにもなっても好きなモノは好きなんです、という他無いと思います。


〇バスケとの出会い


思い起こすとバスケをやり始めたのは、小学5年生。当時スラムダンク全盛期で小学校でもバスケが流行り始め、加えて自分の兄もバスケをやっていたことから、自然とバスケをやるようになりました。

とはいえ、ミニバスやクラブチーム的なものは、当時自分の通っていた小学校にはなく、ただただ友達(1個上と1個下含めて3学年合わせて)と、ひたすら学校の校庭でずーっとバスケをしてた感じです。

ですので、ドリブルのスキルやバスケの動き方(ステップ)等、誰かに教わることなく、全く上手くならずに、中学校に入ることになりました。

この時点で間違いなく言えることは、小学生の時期にちゃんとした指導を受け、練習をしていた子であれば、中学に入った時の伸びがめちゃくちゃ良くなります。

もし、小学生のお子さんが居て、バスケットをやっている子がいらっしゃるのであれば、右利きの子の場合、左ドリブルが右ドリブルと同じレベルで、ドリブルができるようになっていれば、それだけでも、中学バスケで部活をやる際に、もの凄いアドバンテージになると思います。

シュートは中学に入ってからでも上手くなれますが、正直言って、ドリブルスキルの差は中々埋まらないからです。

スポーツは、まさに守破離の世界。きちんとした型を学ぶのが正解です。

〇シュートはまっすぐに打てるようになれば良いだけ


今年8月ワールドカップの日本バスケの試合、見られた方もいると思います。日本バスケで、まさか世界の国に勝てる日が来るとは思っていなかったので、あれほど感動した試合は無いぐらい面白い内容であり、バスケの醍醐味が全て詰まった試合だったと思います!

日本のエースこと、渡邊雄太選手のこともご存じの方も多いと思います。その中で、渡邊選手が子供時代にやっていた練習があるというニュースに、目が釘付けになりました。それは「電信柱に向かってシュートを打っていました」とのこと。

電信柱と聞いて、頭の中が「ん?!」となり、記憶がフラッシュバックしました。

この電信柱に向かってシュートを打つ練習、まさに私が中学時代、ずーっとやっていたことなんです。

まさか、他の誰かがやっているとは思わず、ましてや渡邊選手のようなスタープレーヤーがそんな馬鹿なこと(失礼w)をしているとは思わなかったので、聞いた時には驚きとともに、何だか嬉しくなりました。

中学でバスケ部に入った時点では大して上手くも無く、ただ単に足が速いだけというプレーヤーに過ぎなかった私。

その当時は、体罰全開の社会でしたのでw、部活の顧問に怒鳴られ、殴られまくる日々(平手打ちです、流石にグーではないですw)。

それでもバスケット自体はひたすら楽しく、何と言ってもシュートが決まった時のあの爽快な気分は他では味わえず、どんどんバスケの虜になっていきました。

ではどうやったら、シュートがもっと入るようになるのか?!それはシンプルにバスケットのリングに向かってシュートを打つ練習をすれば良いんですが、ゴールがあってシュートを打てる場所なんて皆無に等しかった状況。

じゃあどうすれば良いのか、中学2年生の私が考え抜いた術は、「じゃあゴールっぽい電信柱に向かって代わりに打ってみよう~」と気づくようになります。

これ、やってみた人しか分からないんですが、電信柱に向かってシュートを打つのって案外難しいんです。今ではそんなアホなことをする事もなく、今の子供達は、私の時代よりも、もっとバスケをやれる環境ができていると思うので、ゴールに向かってシュート練習ができるのであれば、是非そうしてください。

ひとつ言えるのは、バスケのシュートで最も大事なことは、とにかくまっすぐに打てるようになること。これに尽きると思います。シュートを放った時に右、左にぶれてしまうと、当然ながらシュートが入る確率は格段に下がります。でも、まっすぐな軌道を描いて打てるようになれば、あとは距離間だけなので、打ちまくれば絶対に距離のコントロールは掴めるようになります。

実は、このまっすぐに打つという事だけを取れば、電信柱に向かって打つ練習は結構最適な練習だと今でも思っています。中学時代、部活後に、家の近所の電信柱に向かってシュートを練習をしていた際、シュートを打って、まっすぐに自分の所に跳ね返って戻ってきたら成功、違うところに飛んで行ってしまったら失敗と、そういう風に決めて、シュートを打っていました。

この当時、単純にボールがどこかに飛んでいってしまって拾うのが面倒ということだけだったんですが 笑

加えて、ちょうどリングの高さぐらいに位置するプレートみたいなものが電信柱に貼り付いていたので、そこを目掛けてシュートを打ち、パチンとちょっと音がなって、戻ってきたら、大成功としていました。

この電信柱シュート(ひたすらまっすぐに打つ事を意識して)を、部活後にやりまくった結果、中学3年生以降、シュート成功率が格段に上がりました。特に中学3年当時は、スリーポイントがゴール下から打つような感覚で打てていたので、自分ではシュートを打てば入るという風に思っていました(実際には、当然そんなに全部入るわけではないんですがw、あくまでメンタル的なものです)

私自身、バスケットでは大した成績は残せていません。地元が神奈川だったのですが、中学校では市でベスト8止まりで県大会にもでれず(一方で1個上と1個下の学年は、県大会で常連校、特に1個下は県ベスト4まで行っていました)

高校でも、神奈川県で県大会1回戦止まり。一方、先輩方は公立校ながら神奈川県で優勝し、後輩も県でベスト4まで行っていたので当時では強豪校。その歴史をぶち壊したのが、自分達の代でしたw 

それでも、今でもバスケが好きで、40歳を超えてもまだバスケをやりたいと思っています。

渡邊選手の電信柱シュートのニュースを見て、一人で勝手にシンパシーを抱いてしまった私ですが、日本のスタープレーヤーであっても、全ては積小為大。何事も小さいことからコツコツと、それが全ての基本だと思います。

「努力した者が成功するとは限らない。 しかし、成功する者は皆努力している」

音楽家ベートーヴェンの名言と言われていますが、まさに人生を表している言葉だと思います。来年に向けても、自分としてできること努力し続けていきたいと思います。

それでは、今日も一日頑張っていきましょう!良いお年を。

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