小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。
今回は2019年に『重度側弯症の選択肢―娘と私の闘病記』を出版された、
あるくん商会合同会社 代表の東 史(あずまふみ)さんにお答えいただきました。
自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?
専業主婦だった東さん。娘さんの側弯症が進行し手術を決意しますが、あまりに複雑な歪みに断念せざるをえませんでした。なんとか歪みを改善したいといろいろ試行錯誤され、独自の筋トレ体操を考案し、自作で運動器具を作られました。本にはそのおすすめ体操を紹介した別冊が付いています。
実際に本を作ってみていかがでしたか?
最初に相談に来られたときは、あふれる思いから涙ながらにお話しくださいました。そんな東さんから「会社を設立しようと思っています」と報告をいただいたときは、びっくりしました。ホームページを立ちあげたり、手作りだった運動器具の製造ルートを確保したり、特許を出願したりと、日に日に進化していく東さんに驚くばかりでした。
本を出版された後、ご家族や友人など、周りの反応はどうでしたか?
出版から2年。専業主婦だった東さんは、現在は経営者であり開発者であり、トレーナーでありと、マルチな活躍をされています。どこまで進化されるのでしょう。楽しみです。