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『来し方』ばかりおらが春!

来し方行く末という言葉がある。

過去と未来を繋ぐ『現在』の大切さを思う。

傘寿過ぎれば行く末よりも来し方ばかり。

しかも時代の変化のスピードになかなか追いつけもせず

1日過ぎれば『昨日』は早くも『来し方』だ。

『コロナ禍』の中のこの一年新しい言葉、語法、解釈に精一杯の毎日だ。

例えば『発出』昨年4月の『緊急事態宣言』までこんな言葉が使われることはなかった。『発出』は『発令』もしくは『発表』と同意語だ。

『副反応』広辞苑には見えない言葉だがこれも『副作用』と同意語だ。

最近では『リバウンド』もよく使われる言葉だ。

『緊急事態宣言』を解除したら『リバウンド』するというような使い方だ。

元来は『治療や投薬をやめた後に、急激に症状が悪化すること』(広辞苑)だが、最近の『リバウンド』は『緊急事態宣言』を解除することで『感染』の『再拡大』という意味で使われている。

意味するところはわかるがその都度『言葉』の『解釈』『説明』が必要と思われるが如何かしら?

また昨日今日では『後手後手』という『将棋か囲碁』の言葉が多用されているが、『後手』は必ずしも悪い言葉ではない。

『後手番』」には常に『反撃のチャンス』が潜んでいる。

『行く末』は『来し方』の積み重ね。遠い未来よりも『足元』が大事かもしれない。


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