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明日の自分を信じる

先日、ふとTwitterに以下をポストしました。

昨日の自分を褒める
今日の自分を楽しむ
明日の自分を信じる

日頃から様々な立場の方々と雑談・相談・商談含めて色々な事柄について話をする機会がある中で、皆さん意外と自己効力感が低い瞬間があるもんだなぁと感じ、どうしたらいいのか?って考えた時に前述のシンプルな三行になりました。

この内容について書こうと思っていたのですが、そもそも「信じられる明日」ってものが(ほぼ)保障されているって段階でそもそも「幸せ」じゃんってことに方針変更。

ロケットミサイルが飛んでくる

1年半前、イスラエルの首都テルアビブに1週間ほど出張してきました。イスラエルにも200人ほどの仲間達がいるので、コーポレートカルチャーの理解を深めてもらうのが目的。

初日に欧州から来ていた各国のトップも交えて話し合い、経営チーム向けのワークショップの打合せも順調に進め、なかなかの手応えを感じつつ懇親を深めるべくローカルフードで盛り上がる。その何時間後かに起こることを誰も知らないまま夜が更け。

「セイチュウ、オフィスに来るな!」

朝一番、イスラエルのトップから強烈なメッセージ。「あれ?昨日、何かやらかしちゃったか?」と逡巡していたら、続けて

「ガザからミサイルが飛んできているからホテルのシェルターに逃げろ」

という映画の1シーンのような展開。

欧州から出張で来ていた同ホテルの連中にも連絡を取り、様々な方面から情報収集しつつ、日本本社に事態の報告を入れるなど慌ただしい1日が始まり、ワークショップどころではなくなってしまった。

明日が保障されていない人生

結果、鉄のドーム(アイアンドーム)と呼ばれるガザ地区からの攻撃を迎撃するために発射されるシステムのおかげで市民の命は守られているものの、ニュース映像では普通に走り去ったクルマの1秒後にロケットミサイルが着弾している、まさに映画の世界。

この経験でわかったのは、なぜイスラエルのチームがストックオプションという報酬制度ではなく現金にこだわるのかということ。

ストックオプション(簡単に言うと「未来の成功をみんなで分けよう!」簡単すぎ?笑)というシステムを嫌うことは人事部から聞いていたが、自身が身をもってミサイルが飛んでくる瞬間に居合わせて初めて「あっ、ここに生きる人々の明日は保障されていないのか」ってことを痛感。

4年後に株価が上昇しているか知らん!
4年後じゃなくて、今を生きてるんだ!

そんな人生観で生きている人々の日常を(奇跡的に)体験でき、アタマではなくカラダとココロで理解が進んだ気がした。

明日の自分を信じる。

そんなことを気軽に口にできる私は、幸せなんだ。
だからこそ、やっぱり、日々、丁寧に幸せを感じながら生きたい。

昨日の自分を褒める
今日の自分を楽しむ
明日の自分を信じる

感謝です。

今月は結局、全然noteと向き合えず、ダラダラ生活を送ってしまった。そんな月があっても、小学校の頃に日記が継続できなかったことを思えば、何とか5本目まで書いた自分を褒めてみる。Well-beingな日々。