第645回【圧巻人生日誌 日々是成長】636(2023/2/25)▲▲格安カットに加え、染髪も体験する▲▲
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私は髪のカットは比較的
馴染みの理容店を見つけて、
マスターにお任せするスタイルでいました。
髪を切るプロセスは勿論のこと、
顔剃りを期待して理容店に
わざわざ行っていたと言っても良いほど。
シートをリクライニングし
蒸しタオルで顔を温め
顔を剃ってもらう行為が、
何物にも代え難い
至福の時間(大体寝てしまう)なのです。
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しかしコロナ禍以降、
美容院のみならず理容店も
予約必須となる店が多くなり、
土日しか時間が取れない私には
理容店難民になりそうな様相でした。
ボサボサ頭のまま過ごすわけにもいかず、
最近は1,100円のお手軽カットを
何かと愛用しているのです。
本日も13分カットを売りにする
カット店に行って参りました。
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先日も私の裏山仲間で
マーケティングの先生でもいらっしゃる平賀さんが
お手軽カットに関する下記の考察を
なさられていたばかりですが、
お手軽カット店は
私も知らないうちに近所のいろんな箇所に
出店しているのですよね。
時間の無いビジネスパーソンには
有難い限り。
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そして本日初めて体験してみたのが、
お手軽カット店併設の
染髪対応店。
私は白髪が多い体質なので
定期的に染めるようにしているのですが、
白髪染めは自分で対応するのは
とにかく面倒。
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美容院に出向くとなると
ある程度の時間を確保しなければならないし、
よそ行きの格好をしなければならないし、
色々と認知コストが割かれて煩わしいもの。
そんな中染髪までもが
お手軽対応の時代とは、
私のような時間の無いユーザーの
ニーズにうまく合致しているように思えます。
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ちなみにこの染髪店は
髪を染め終わったらオートシャンプーで洗髪、
その後の乾燥とセットはセルフサービス。
要する時間は、正味30〜40分でしょうか。
仕上がりがそう悪いわけでは無いし
あまりこだわりの無い私には、
十分合格点かなと思える出来です。
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こだわりのお店に出向くか、
時間を優先して安くて気楽なお店に出向くか。
この二極化は
これからも進んでいくのかもしれませんね。
デフレの象徴のように思われる
この類の安い、早いが象徴のサービスも、
仕上がりと接客が丁寧であれば
生き残る術はあるのかなと思えます。
実際にオペレーションの手間を省くため
従業員が金銭の授受は一切行わない点は、
(両替やお釣りの対応もしない)
無駄なオペレーションで
スタッフの時間が割かれてしまうことを
徹底的に排除している点も特徴でしょう。
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一方で気になったのは、
ワンオペで対応するこの店舗で
どれだけのお客様を捌いていけるのか、
ということ。
幸いに私が来店した時間は
混雑はしていなかったものの、
来客が集中する時間は
対応をお断りするケースもあるでしょう。
特に予約制にしているわけでも無いので、
機会損失の最小化はどう対応するのか。
そもそも格安カット店の
BEP(Break Even Point:損益分岐点)は
どの位なのだろうか、と気になったりした
昼下がりなのでした。
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