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第1015回【圧巻人生日誌】(2024/3/11)▲▲団体戦の効能▲▲


3月に入ったというのに、
寒がりの私には耐えられない寒さが続いています。
寒い寒いとはいえ、
世の中マラソンシーズンなんですよね。
(むしろベストシーズンのはず)


そろそろ重い腰を上げねばと思い、
日曜に沿岸ルートを35キロ走ってきました。
昨年の11月にフルマラソンに出て以来の
30キロ以上走でしたから、
足は上がらない、モチベーション維持できない、など
なかなかにシンドイ結果となってしまいました。


キツいのになぜわざわざ42.195キロを走るのか?
(それ以上走る人も勿論いますが)
スポーツシューズのonが、
こんなインタビューを掲載していました。

私が今まで走ってきたほかのイベントにはない達成感があるからです。最初のマラソンを走る前は、準備は結果や、速く走るためにするものだとずっと思っていました。要するに、ほかのことは一切気にしませんでした。それは大きな間違いでした。 マラソン当日に感じられる達成感と連帯感は信じられないくらい素晴らしいものです。エリートアスリートもみんな、自身のストーリーと素晴しい成果を共有します。また大会が開催される街中で、満足感や誇り、感じた苦痛などが話題となり、あらゆる人が分かち合います。まさにみなが、勝ち、負け、あるいは引き分けとなった瞬間を経験し、マラソンを走ったということにほかならないのです。 


村上春樹氏も、
「走ることについて語るときに僕の語ること」
の中で、こんなことを言っています。

『走り終えて自分に誇り
 (あるいは誇りに似たもの)が持てるかどうか、
それが長距離ランナーにとっての大きな基準となる』

達成感や誇りを感じられることが、
マラソンの一つのメリットなのかもしれません。


しかしここで考えるのは、
マラソンはあくまでも個人競技。
一人で走り続けるのがいいのか。
仲間と団体戦で挑むのが良いのか。


村上春樹氏は前者の立場であることを
前述の書の中でも明言していますが、
私は後者の立場かな、と。


自分の戦いの記憶や記録は
他者との共有で色濃いものになりますから。
早く行きたければ一人で行け、
遠くへ行きたければみんなで行け
、というアレですね。


なぜこんなことをふと考えたかというと、
少なくとも社会人以降の時間
『遠くへ行きたければみんなで行け』
精神の方との出会いに救われた、
と感じることが多かったのです。

自分の知らない世界への飛躍には
団体戦が欠かせないと実感しています。


そんな私の今年の一つの目標が、
100キロ完走。
(ウルトラマラソンですね)
一昨年、昨年共に途中収容されていますので、
何とか今年こそ。
制限時間ギリギリでも良いので。
これも大会に衆人環視の力を利用して
エントリーする、
練習する、
大会に実際に行く、
というワンセットが団体戦になっているように思います。


今一つ自分だけでは先に進めない、
という方こそ、
団体戦の力を利用してみるのも一手かと思います。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


遠くへ行きたければ
みんなで行け。
団体戦の力を利用せよ。
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