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第933回【圧巻人生日誌 日々是成長】924(2023/12/20)▲▲我田引水系の猛者たちの話が面白い▲▲


毎日日経の『文化』を愛読していますが、

ここ数日の登場者がエッジが効いていて

含蓄あふれる内容になっています。



12月19日は講談師の一龍斎春水さん。

誰それ?という方も、

同世代の方であればシティハンターの

野上冴子の声の方と言えば

お分かりの方が多いのでは?

麻上洋子さんです。

いわゆる『アイドル声優』から

知人のお誘いで伝統話芸に身を投じる。

まずは朗読やってみろ、という

そのタッチポイントから

男性芸とも言われる講談の世界に

領域を広げられた点は、

人生のキャリアはどこで何が起きるかなんて

分からないものだと実感します。



12月20日は

ミニチュア重機の模型を作って27年の高石さん

コマツの重機のミニチュアの精度が高くないから

自分で作っちゃえ、という興味関心からのスタート。

40代でリストラされたから模型店をやっちゃうか、

という人生どこで何が起きるか分からない

ドラマチックな展開。



12月21日は

日本国内のロープウエーを踏破した

歯科医の中島さん

そもそも日本に140ものロープウエーがあるなんて

知る由もありませんでしたが、

2004年に国内すべての鉄道を乗り終えた

(コンプリート)したので

次どうするかを考えたことがきっかけだそうです。

そもそも国内鉄道コンプリートだけでも

十分にパンチ力あるはずですが、

まだ行くんかい!って話です。



これはたまたまのお三方の話ですが、

共通しているのは偶然の産物が

いつの間にかその方の名刺代わりになっているということ。

人生なんて

どこで何が起きるか分からないし、

その起きた事象を楽しんでしまった方が

お得なのでしょう。



今月の私の履歴書の倍賞千恵子さんの弟だって、

美津子さんがアントニオ猪木と結婚したことがきっかけで

新日のリングアナウンサーになり

その後副社長にもなっているのです。



たまたまここに登場している人たちは

リストラを除いてはどん底な経験ではありませんが、

人間万事塞翁が馬、

禍福は糾える縄の如し

なんて言葉を頭に置いておくと

何が起きても怖いもの無し。

レアな経験大歓迎と解釈変え出来るのでしょう。


以上、文化愛読者の感想でした。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


人生で訪れる数々のタッチポイントが
人生の分岐点になる。
何が起きてもネタになる。
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