第273回 【筋トレ日誌 その他日々是】264(2022/1/9)▲▲受け手の捉え方に想像力を働かせる▲▲
こんな事を言ったら相手はどう思うだろうか、
という『想像力』を働かせることは
とても大事かつ基本なのに
出来ていないことが多いものです。
(私も出来ていないことが多々ある)
想像力を働かせる。
これ、大事だよなと改めて考えた話です。
私は、
よくスーパーや小売店の
店頭に設置されている
『お客様の声』コーナーを見るのが
無性に好きなのです。
声と言っても様々ありまして、
私の考察によれば
大きく分類すると以下でしょうか。
① 要望系
② 苦情・苦言系
③ ただの感情ぶちまけ系
④ ねぎらい系
『① 要望系』は、字の通り
お客様からの要望が書かれたもの。
「明治の〇〇という商品を
入荷してくれませんか」
という類の内容です。
こちらはお客様の要望ですから
特段珍しいものでもありません。
私がかなり注目するのが
『② 苦情・苦言系』と
『③ 感情ぶちまけ系』。
お客様のお店に対する
〇〇をもっと良くして欲しい、
改善して欲しい、
という意見はとても大事ですが、
その意見の仕方が大事でないでしょうか。
「菓子コーナーの陳列が
いつも乱雑なので、
丁寧に並べてほしい」
という意見であれば
具体かつ何をどうして欲しいのかが分かるので、
極めて建設的で有難い意見となるでしょう。
しかし、
「レジの〇〇さんの態度が
気に食わない」
や
「鮮魚コーナーの〇〇さんの
動作が遅い」
等の意見ともなると
結局何をどうして欲しいのかが
分からないわけです。
(中には、
「おたくの店舗はなっとらん!以上!」
みたいな③感情ぶちまけ系も
少なくはない回数見たことがあります)
苦言を呈されたお店の側で
想像力を働かせて解決策を考えろよ、
という意見もあるでしょう。
しかし、受け手のお店だって
このコロナの中で決して暇でもないし
あまり人と接触したくもない時期であるわけです。
そんな中でも
日常のオペレーションは
進めないといけない。
その辺の想像力をお客の側で働かせて、
「〇〇さんの行動を
▲▲にした方がいい」
と言った意見にするだけで
受け手にとっても
有難く貴重な意見に変化するはず。
少なくとも
お互いネガティブな気持ちにはなりませんよね。
一方で
『④ ねぎらい系』を少ないながらも
見かけることがあります。
(↓こちらは最近見かけたもの)
そもそも意見を書くにしても
時間と手間が掛かるわけですから、
わざわざ立ち止まって書こう!
という気分になることは
あまり多くはないと思います。
そんな中でも
わざわざ立ち止まり
感謝の意を伝えるこの方は
(70代の女性と想像)
お店側がどう捉えるだろうか、
という想像力をお持ちであるように
思えたわけです。
(こういうのを見掛けると、
赤の他人でもある私も
なんだか嬉しくなる)
結論!
意見を提起する場は数多くありますが、
お相手がどう受け止めるだろうか?
そのような想像力を働かせるだけでも
お互いの感情はプラスの方向に
向くでしょう。
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