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第285回 【筋トレ日誌 その他日々是】276(2022/1/26)▲▲生涯神話を編み続ける▲▲

自身の良いところ、強みってなんでしょう、
という問いかけを自身に投げかけたことは
数多くの方がなさられていらっしゃると思います。


しかししかし、
自分で自分のことは分かっているようで
あんまり分かってはいないものです。


そうすると私もそうであるかもしれませんが、
自分の強みをよそから無理くり輸入をしてきて
自分の実力にそぐわない振る舞いや
努力をしてしまうものです。


自分にカチッとハマる輸入品であれば
問題がありませんが、
カチッとハマらない、
自分の身の丈に合わない品を
輸入し身に纏ったとしても、
ぎこちなく違和感を己ですら
感じてしまうものです。


自分の良さ・強みは
なんてことはない
自分の手の中にある、
まさに手中の鳥こそを
活かすべきなのでしょうね。


自分自身からこみ上げるもの、
あふれ出るものを活かせたとすれば、
それは『神話』にも昇華する
伝説・歴史にさえもなり得るかもしれません。


つい最近も
至近な成果を追い求めようとして
『まぁ、待て待て。
 じっくり物語や神話を編め』
(という言い方を直接頂いたわけではありませんが)
と自身を戒めて頂いたことがありました。



全然関係ない話になりますが、
私の趣味の一つに『献血』する、というのが
あります。


別に社会貢献だ!世のためだ!
という高尚な目的ではなく、
長い時間をかけて回数を積んでいく感覚が
無性に楽しくかれこれ70回を超えました。
(70回を超えると記念品がもらえます)


しかし世の中には超越されている方もいるもので、
『200回超えました!』『300回超えました!』
という方もいらっしゃるわけです。


例えが極めて不適切な表現ですが、
よろしくないクスリを打っている人でも
300回も注射針を刺してはいないでしょう。
(詳しいことは知りませんが)


300回も超えられた方に
インスタでメッセージを送り聞いたことがありますが、
ほぼ日常感覚で針を刺していると聞き
これはまさに『神話』に昇格しているのでは
と勝手ながら思った次第です。


少々話は脱線しましたが
自身では日常の一部としての景色も、
他人からしてみれば所与の強み
と考えても宜しいのかもしれません。 


かようにプラスに解釈をすれば、
誰でも神話の一つは手中にあるのでは?
と思うわけです。


世の中には
好きすぎて突っ込んでいるうちに、
神話を構築している方が結構いるように思えます。


ひたすら邦楽のイントロを覚えて
イントロクイズ大会で優勝して、
しまいには後人の育成にまで発展した方。


ひたすらセロハンテープで
アートを作り続けているうちに、
セロハンテープメーカーから
テープの供給まで受けた方。


山奥の氷柱の太さを知りたくて、
毎日突き動かされるように
山にメジャーを持って登る方。


挙げればキリがありませんが、
本人が何とも思っていないうちに
神話を編んでいる人が多いものです。


次の神話のストーリーテラーは、
あなたでもあり私でもあるわけです。


日々
神話構築に向けた
人生を送ってみるのも
決して悪くはない、
いやむしろ最高の結末が待っていることでしょう、
と考えてみたところです。

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