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第456回【筋トレ日誌 その他日々是】447(2022/8/5)▲▲可愛い子には旅をさせよ、か?▲▲

私、在京時は
越境通勤というのをしたことがありませんでした。


新卒で入社した際に住んでいたのは
横浜市旭区、
最寄駅は希望ヶ丘。
あぶない刑事に憧れた身としては
晴れて横浜市民になれて嬉々としていましたが、
通勤先は川崎市、
最寄駅は新川崎。
神奈川県内で通勤できていました。


その後ご縁があって移り住んだのは
東京都江戸川区、
最寄駅は葛西。
葛西はなんだかんだで17年も住んだ
第二の故郷みたいな街ですが、
通勤先は銀座、その後品川。
東京都内の通勤で完結していました。


その後地元に戻り
初めて県を跨ぐ通勤となり、
田舎は電車の本数も少ないし
越境は大変だなと思っていたところ、
大阪での勤務を命じられました。。。


といっても転勤ではなく、
月の半分くらいを大阪で過ごし
残りは地元にて勤務するというもの。
超越境となってしまいました。


正直なところ
『マジか・・・』という気分。


やはり私は地元での生活が好きだし、
地元で週末の予定は結構埋まっているし、
こりゃ参ったなって感じもしているんです。


しかし、
そんな風に思った後に痛感したのは
『フットワーク重くなってるわ』ということ。


恐らくコロナ生活で
あまり遠出しなくてもなんとかなる生活に
慣れてしまったのかもしれません。


若かりし頃は(今も若いけど)
週末の度に遠出するのも苦でなかったし、
出張で1ヶ月ホテル生活するも苦でなかったし、
毎週東阪を往復する出張も
むしろ楽しかった思い出しかないのです。


慣れない街で暮らすことに
少なからず抵抗を感じてしまった自分に、
愕然としてしまったわけです。


これも前向きに考えれば
一種の『修行』なのかもしれませんよね。


可愛い子には旅をさせよ、と言いますけども、
成長するためには一つの場所に
根を張ってしまってはいけない、
のかもしれません。


身一つで国内外の
貧乏な旅をしたおかげで
得られたことも多かったなとしみじみ感じます。


かの沢木耕太郎さんも
16歳の時に一人で東北を周遊したことが
のちの『深夜特急』につながる
事始め的なイベントだったと言います。


この2年半で鈍ってしまった我が身に
鞭打つための越境通勤なのだろう、
とまずはポジティブな捉え方をしてみるか。
そう考えた週末なのです。

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