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理想のLINEビデオ環境を求めて(その2)

 さて前回の記事では、iPhone 12 Pro Maxを実家へ送ることを報告した。しかしそれで全て解決してくれれば嬉しいけれども、人生はそんなに簡単じゃない。

 今日も僕の実家とLINEビデオ通話をしたけれども、我が家のお嬢様の描いたイラストを見たいということで、実家のiPadで全画面表示させてみた。もちろん最初から縦置きに設置してあるので、それを見て大喜びしてくれた。
(老母は足が不自由なので、予めベッドの近くにiPadを立てかけてある。自動接続する設定にしているので、実家ではiPadを操作する必要は一切ない。iPadの自動オーディオルーティング機能には感謝している)

 こうなるとiPhone 12 Pro Maxの画面も悪くないけれども、iPad Airの10.5インチ画面でフルサイズ表示を実現したくなって来る。冒頭画像のように、すでに台座も確保済みである。

 しかし...やっぱり難攻不落の実家建物と谷間立地は、まさにイゼルローン要塞を思い出させる。ホームルーターL02を調べたところ、iPhone 7以降のアップル機器向けに指向性電波をやりとりするWI-FI TX ビームフォーミング機能を装備していた。最初はL02に無線LANルーターを接続してWI-FIメッシュという作戦を検討してみたけれど、あの縦長の建物構造&ドア二枚を突破することは難しそうだ。うーん。

 お祖母ちゃんに孫の笑顔を大画面でお見せしたいけれども、本人は継続的な出費に難色を示している。おまけに最近はガラケーがiPhone SE第二世代に変わったとのことで、そちらでも月末にデータ量不足で低速通信が生じているとのことだ。
(こちらは義兄が契約しているので、僕が口を挟むことは出来ない。台座であれば、百均素材で手軽に作成できるんだけどなあ。ちなみに丸い台は空き瓶のフタを重ねたもので、充電ケーブルを接続したままでiPadやiPhoneを使えるように工夫している)

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 ちなみにホームルーターL02は4x4 MIMOを実装しているので、本来ならばPovoよりもIIJMIOタイプA契約の方が高速通信で有利になるハズなのである。うーん、どうしてPovoをL02に接続した時の方が快適にLINEビデオ通話できるんだろうか?

 とりあえずiPhone SE第二世代はL02に接続するように設定したので、そちらの月末データ不足問題は回避された。義母にスワイプ操作のiPadは難しそうな気がするので、iPad側で打てる手はない。

 実は魔術師ヤン・ウェンリーのように打開策は幾つか思いついたけれど、今日も台風などで身動きできそうにない。今は、ひたすら辛抱するしかない時期になったのである。しかしこの我慢して機会を伺う芸当、実は父ちゃんが最も苦手とすることなのだった。

 そんな訳で、父ちゃんの実家改善へ向けた戦いは続くのだった。そして当然ながら、出費も続くのであった。とほほほほほ、ほ。

(こうやって戦線拡大し、今度はゼロ円MVNO方面(格安SIM)へと拡大されるのであった)

 それでは今回は、この辺で。ではまた。

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  記事作成:小野谷静

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