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2020年7月25日 ブラック、フルブローグ、レイジーマン

Siroeno Yosui の完成したばかりのビスポーク靴を囲みながら、作り手たちにこだわったところや苦労したことなど話してもらうシリーズです。

今回は、こちらのレイジーマンについて話してもらいました。

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(左:高井俊秀、右:片岡謙)

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:よろしくおねがいします。

高井 & :よろしくおねがいします。

:まずはデザインの話からかな。デザインは、工房にあったヴィンテージの TUCZEK*1 のレイジーマンがベースになってます。工房に来てもらったときにお見せして、「いいですね」っていう話になり、ベースのデザインが決まりました。

高井:もとからレイジーマンがいいなっていうのはあったっぽいですよね。

:そうですね。

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(ベースとなった N.TUCZEK のレイジーマン)

*1:N.TUCZEC(ニコラスタックゼック)─ ロンドンのビスポーク専門店。すでに閉店しているため一般にはそれほど知られていないそうですが、著名な靴職人が N.TUCZEK の靴を工房に飾っていたりするなど、一部の人たちの間ではとても有名なブランドだそうです。

:この TUCZEK のレイジーマンのデザインをベースに、木型を削ってそれにあわせてラインとかを調整してます。

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(製作したレイジーマン)

:底付けは英国っぽい仕上げで、ベヴェルドウェストとか、ちょっとピッチドヒールにしてたりとか。あとポイントとして、内側にイニシャルステッチが入っています。シルバーのステッチで

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(すこしピッチドヒールになっています)

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(シルバーのイニシャルステッチが入っています)

:最初は、個性的なメダリオンにしたいっていう話があって、イニシャルの M をモチーフにいろいろデザインを考えてはいたんですけど、どうしてもおさまりが悪いというか、奇抜な感じになっちゃうから微妙やね、っていう話になって。結局オリジナリティは別のところで出すことにして、メダリオンは普通になりました。

:なるほど、それで代わりにイニシャルステッチを入れることに?

:うん。

高井:ステッチ、シルバーにしたのはよかったですよね。

:シルバーはよかったですね。最初は黒にしようかなと思ってたんだけど、試してみたらあんまり目立たなくて。内側だから多少明るくしても目立ちすぎることはないかなというので、シルバーを試してみたらいい感じになりました。

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:あと今回はハーフラバー & トゥスチールの最強仕様

高井:絶対減らんやつ

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(ハーフラバーとトゥスチール)

:革は、肉厚のやつで高級感のあるシワがはいる革を使ってほしいっていうリクエストをもらって、今回はアノネイのボカルーという革を使いました。

高井:けっこうドレスシューズにはよく使われる革ですね。

:そうなんですね。

:結構な厚みがあって、しっかりハリもあるので、シワも高級感があるというか、オイルレザーとかに比べて繊細なシワがはいってくれるので、それでいこうということになりました。

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(今回使った革も見せてもらいました)

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(手染めのシューツリー)

:この靴いいなぁ、やっぱり。

高井:いいですね。

:欲しいなぁ...この靴。自分も欲しいこういうの

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(物欲しそうな顔で靴を見つめる謙)

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(高井さんの満面の笑みも撮れました)

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