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小学校でプログラミング教育を行う意味は本当にあるのか?

こんにちは。関東で専門学校生をやってる”せいや”です。

近年では、文部科学省が小学校等に対してプログラミング教育を行うということが世間では話題になっています。

さっそく、本題に入っていきましょう。

文部科学省が公表している「小学校プログラミング教育の手引き」などでは、小学校でのプログラミング学習の学習事例がこのように紹介されています。

4年生(音楽)・・・様々なリズムやパターンを組み合わせた音楽づくりを、プログラミングを通して学習
4年生(社会)・・・都道府県の特徴を組み合わせて、名称と位置を学習
5年生(算数)・・・プログラミングを通して正多角形の意味を把握し、その理解に基づき正多角形を描く学習
6年生(理科)・・・身の回りに電気の性質を利用した道具があること等を、プログラミングを通して学習

と文部科学省の記事では記載されております。

https://www.mext.go.jp/content/20200214-mxt_jogai02-000004962_001.pdf

~自分の意見~

私の意見としてはこれらの学習内容はプログラミングを通して学習しなくてもいいと考えています。

なぜなら、これらはプログラミングを通さずとも学習は可能だからです。

文部科学省の目的としては論理的思考を身に着けるためにプログラミング学習を行いたいということですが、プログラミング学習ではなくても論理的思考が身につく方法はいくらでもあります。

そもそも新たに小学校の先生などにプログラミングを学習し生徒に教えるのは酷な話だと思いますし、仮に別の人が教えようにも予算が大幅にかかります。

もしかしたら日本としては、

「世界でもプログラミングが重要視されてるから日本もその波に乗ろう!」

という安易な考えで実行しようとしている気がしていると私は考えています。

~指導した経験~

私は去年の夏、サークル活動の一環として小学生に対してプログラミングを指導していました。

活動内容としては小学生が2人1組になって小さなロボットをブロックで作り、それをプログラミングで動かして遊ぶというものです。

私はメンターという役割で小学生たちのサポートをしていきました。

ですが、小学生から「なんで僕たちこんなことやってるの?」、「つまんないからやりたくない」という意見が多数ありました。

全員がそう言っているわけではありませんが、小学生からの不満が多かったのは事実です。

中には勝手に遊びだす子もいました。

そういうこともあり、特に小学生は考えも幼いのであまり論理的思考力は身に着かない可能性が高いと考えています。

~まとめ~

いかがでしたでしょうか?今回のことを通じて教育に関して興味を持っていただけたら幸いです。

それではまたの記事でお会いしましょう!


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