大ババ『なんという労わりという愛じゃ』風の谷のナウシカから解決策を提示しない意味を考えつつ自分の未完成さと老成を味わう
労わりという言葉に心傷つけられた
自然と共に生きたい風の谷の民の声
自分の国を守りたいペジテ市、トルメキアの人達の声、
子供を取り戻したい王蟲の声をナウシカは心で聴き
それはそれぞれに正義がある事を知る
そしてそれぞれに向き合って
それぞれに手を差し伸べたいと思うナウシカの愛だったと僕は思う。
ジブリの描く自然と女性は弱さ、強さ、たくましさ、
純粋さ、残酷さとあたたかさが乱れあって美しい。
労わりとは相手の苦労や努力に同情して、暖かく接したり大事に扱ったりすること。
労わりという行動に具体的な解決策はない。
ただ提示しないからこそ救われる人もいる。
子供が『お腹が痛い』『爪が痛いのでサッカーしたくな
い』と言っている時
高齢者の患者が『腰が痛い』と言っている時
もしかしたら、その人の心を救えるのは『薬』ではなく
『テーピング』ではなく『リハビリ』ではなく
もしかしたら『労わり』なのかもしれない。
労わりという愛を無意識にできるようになりたいと願い
つつも自分の未完成さと老成に美しさを感じ味わう
今日はそんな話。
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