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東日本大震災より10年

先日10年の節目を前に吉村作治先生より突然のご連絡をいただきました。

あの東日本大震災から10年、この大学は福島原発から一番近い大学で、様々な困難を乗り越えてきました。この節目の年に、世界的に著名なアーティスト喜多郎氏が、私たちの願いを叶えて、ボランティアでコンサートをして下さることになったのです。会場は、いわきの東日本国際大学の階段教室で、無観客、そして無料ライブ配信を行います。皆様、是非、コンサートを聴講して下さい。そして1人でも多くの方に、この案内を広めて下さい。

吉村先生とは考古学だけでなく色々なことを教えていただいており今回のこのイベントの経緯を聞くとやはり先生の人柄が大きくあらわれているなぁとも感じました。先生が学長に就任されてからいつも「浜通りのために何かしたい」という願いを持っておられたことを知っていたので、今回のこのイベントの開催も本当に素晴らしいと思いました。このコンサートがYoutubeで行われ一週間の間視聴できますのでぜひご覧ください。

実はこのお知らせを聞いたのはコンサートの一週間ほど前でした。吉村先生の話をお聞きすると、何かできないかということでふと思い立った喜多郎先生に電話をかけたところ幸いにもNYCではなく、日本にいるとのことで『是非!』とラブコールを送ったところ実現したイベントでした。イベントまでわずか二週間という期間でした。聞くところによると、喜多郎先生も3.11の時NYCから日本に向かう飛行機に乗っておりちょうど原発の水素爆発の際には日本上空にいたとのことでした。イベントの始まりの吉村先生の詩も非常に感動的なものでした。冒頭の写真は吉村先生の詩です。

二人の世界的な権威あるお二人が、浜通り・福島のためにコロナ禍の難しい状況の中、震災の辛い映像が流れるのではなく、美しい希望を与えるイベントをイベントを開いてくださったこと嬉しく思います。

南米からこれからも福島のために少しだけですが協力させていただければと思います。

ペルーを中心とした経済・教育の援助活動のサポート宜しくお願いします。いただいたサポートは活動を通して利用させていただきます。