新型コロナとペットのマダニの病気(SFTS)

以前TVで騒がれた、マダニが媒介する病気の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と新型コロナの事について書いてみました。

共通点
1. ワクチンが存在しない

2. 完全に予防はできない
▶新型コロナはマスクや手洗いとうがいをして、自分の体内に入れない(口からだけでなく、目や鼻からも)様にするしかない。
▶SFTSは、マダニをイヌやネコに付かない様にするのは難しい(忌避剤を過信しない。医薬品承認の物はありません。)ので、駆除薬を使ってできるだけ速いスピードで駆除をする。マダニが多い草むらには近付けない様にする。

3. イヌは不顕性感染が多いが、ネコには発症
▶新型コロナウイルスは、イヌで陰性になった後に死亡報告(香港)がありますが、17歳で心疾患もあったので参考にはしにくいです。
陽性の間は特に症状の報告は無かった様です。
他の3症例でも症状は無さそうです。
ネコは、一過性の呼吸器症状が報告されています。
▶SFTSはイヌもネコも発熱と血小板減少という点はヒトと共通しています。
イヌは、不顕性感染が多く、マダニ→イヌ→ヒトの疑いが有ります。
ネコは、致死率がヒトよりも高いと言われています。陽性ネコを診断した獣医さんに感染したという報告も有ります。

異なる点
1. SFTSの空気感染は無いため、新型コロナの方が感染拡大する力が強い
2. SFTSは熱に弱い事が分かっている
3. SFTSはペットから人への感染が疑われている

大事なことは、

▶できるだけ病気にかからない様に努力する事
ヒト 手洗い うがい
ペット マダニの駆除薬(動物用医薬品)などを使う

▶他人に迷惑をかけない様に予防する事
ヒト マスク 濃厚接触を避ける
ペット ドッグラン等に行く時は駆除薬を使う

▶万一病気になっても打ち勝つ体力(免疫)をつけておく事
ヒト ペット 栄養をしっかり取って、ストレスをかけない。基礎疾患が有ればしっかり管理。

だと思います。

僕も家族(奥さんとネコ)のために、しっかり万全に引きこもろうと思います。

この時期に休めない方もいらっしゃると思いますが、くれぐれもお身体にきをつけて下さい。

医療関係者の方や、社会インフラをまもられている方々に感謝いたします。

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