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過敏性腸症候群と不登校

学校に行く時間になると、腹痛が起きて、子どもがトイレにこもってしまう…

そんな経験ありませんか?

それは、過敏性腸症候群かもしれません。

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは、
便秘と下痢を繰り返したり、
ガスが出てしまう機能的な腸の疾患です。

緊張や、ストレスも関連していて、
登校前によく起こり、登校しぶりや
不登校とも関連していると言われています。

思春期に多く発症する。

小学校ででの有病率は1.4%
中学校では2.5〜5.7%
高校では、5.7〜9.2%
と言われており、思春期に近づくと
発症率も上がっていきます。

これは、思春期のホルモンバランスや
自律神経バランスの乱れと関係しています。

また、それ以外にもアレルギーや
不規則な食事、生活習慣も影響しています。

学校でトイレに行けない子どもたち

小学校では、学校で大便ができないと
訴える子どもがいます。
特に男子は、個室トイレに入ると
大便しているとからかわれてしまい
それが嫌なために我慢してしまう
ことがあるそうです。
大人である私たちにとっては
そんなこと気にせず、排泄欲求を
満たしてほしいと思うものですが
子どもにとっては、死活問題のようです。

少し前に大和市で、一部の男子トイレを
個室化したというニュースが流れ
話題になりました。

色々なニーズがあるため、トイレも
多様化していくということでしょうね。

腸内環境がメンタルにも影響する

腸は第二の脳と呼ばれているほど
脳と密接な関係があります。
腸内細菌が作り出す物質の中には
心の健康や、体の健康を保つものがあります。
過敏性腸症候群などで、腸のバランスを
崩してしまうと、メンタルにもら悪影響を
及ぼしてしまいます。

腸内環境を整えることと、
メンタルバランスを保つことは
直結していると言えます。

過敏性腸症候群は治せるのか

腸内環境は、人それぞれ違い
通り一辺倒の方法では、
治せないかもしれません。
しかし、食事療法や、温熱療法など
色々エビデンスのあるものはあり
試す価値はあると思われます。

何より、不登校ということで
自信を無くしてしまいがちな不登校児。
腸内環境を整えることで
子どものメンタルが落ち着くというのは
とても嬉しいことですよね。
試してみる価値はありそうです(^^)

次回、過敏性腸症候群の治療法の一つ
FODMAP療法についてお話ししていきたいと
思います!

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