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JavaScriptをHTMLに組み込む

JavaScriptのコードをHTMLファイルに組み込むには、<script>要素の
役割です。


◆<script>要素

<script type="text/javascript">
javascriptのコード
</script>

type属性はスクリプトの種類を表します。
一般的には 「text/javascript」以外を指定することはありません。
HTML5では 「text/javascript」がデフォルト値なっているため省略しても
問題ありません。

ここでは、「windou.alert]という命令で、指定された文字列を
ダイヤログで表示します。
簡単なテキストを出力する際に、よく利用する命令です。

<script>要素を記述する場所

<script>要素を記述する場所は、大きく下記のように分類できます。

  1. <body>要素の配下(任意の位置)
    <script>要素での処理結果を、ページに直接出力するために利用します。
    昔はよくしようされてた書き方ですが。
    コンテンツコードとコードとが混在するのは、ページの可能性/保守性の観点からも望ましくありません。
    現在は、殆ど使用されることはありません。
    一部の例外を除いて使うべきではありません。

  2. <body>要素の配下(</body>閉じタグの直前)
    ブラウザーでは、スクリプトの読み込みや実行が完了するまで
    以降の描画を行いません。
    このため、読み込みや実行に時間がかかるスクリプトは、そのままページ描画の遅れに直結します。
    巨大なスクリプトがある場合にはなおさらです。
    ページ速度化の手法としてページの末尾(</body>の直前)に<script>       要素を配置することがよく行われます。
    これによって、ページ描画を終えたあと、おもむろにスクリプトを
    読み込み/実行できるまで見た目の描画速度が改善します。
    Javascriptによる処理は、ページがすべて準備できてから行うべきなので
    これによる弊害もほぼありません。

  3. <head>要素の配下
    まかなえないケースがあり、JavaScriptでは、「関数を呼び出すための
    <script>要素よりも、関数定義の<script>要素を先に記述していなければならない」

    ルールがあるので (関数の定義、呼び出しがひとつの<script>要素に      まとまっていても構いません)
    例えば<body>要素の配下で呼び出す必要があるような関数は、           <head>要素の配下で事前に読み込んでおく必要があります。
    スクリプトからスタイルシートを出力するような状況でも、本文の出力に
    <head>要素の配下で<script>要素を記述します。

実行結果を文書内に埋め込みたい→<body>要素の配下に記述

<body>要素の配下に記述
<!DOCTYPE html>
<html>


<head>
<meta charset="UTG-8" />
<title>javaScriptトレーニング</title>
</head>


<body>
<script type="text/javascript">

....JavaScriptのコード....

</script>

…任意のコンテンツ…

</body>
</html>

ページを操作するコードを定義したい→</body>閉じタグの直前に記述

</body>閉じタグの直前に記述
<!DOCTYPE html>
<html>


<head>
<meta charset="UTG-8" />
<title>javaScriptトレーニング</title>
</head>


<body>

…任意のコンテンツ…

<script type="text/javascript">

....JavaScriptのコード....

</script>
</body>
</html>

<body>配下で直接呼び出すための関数を定義したい
→<head>要素の配下に記述

<head>要素の配下に記述
<!DOCTYPE html>
<html>


<head>
<meta charset="UTG-8" />
<title>javaScriptトレーニング</title>
<script type="text/javascript">

....JavaScriptのコード....

</script>
</head>
<body>

…任意のコンテンツ…

</body>
</html>

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