自宅学習中に「タイピング訓練」のおススメ
PCでのタイピング・日本の子どもたちの現状は…
生徒たちがあまり上手くできなくて損をしていることの一つに、「タイピング」 があります。一応「学校で習った」のかもしれません。しかし、練習が足りなくて、上手くない生徒たちがたくさんいることは決して否定できない事実です。
学校である英語のCBTのテストを生徒たちが受験した時、ほとんどの生徒たちがキーボードを見ながら、時に一本指打法でゆっくり文字を打つ姿を目にしました。
また、日本の学校で宿題等の提出は、未だに紙に手書きがほとんど。海外では当たり前の「パソコンで打ってメールで送る課題」は日本ではほとんどないことも、慣れない理由の一つかもしれません。
先日発表のPisaでの日本人の読解スコアがよくなかったという結果に対して、PCで解答をする際に 「パソコンに慣れてなかった」から上手くやれなかった、との文科省が分析して発表をしたことも記憶に新しいところです。
https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf
(p. 10 コンピュータを使って宿題をする頻度がOECD加盟国中最下位。)
CBTでの英語のテストの受験者数が少ない現状も、PCでの解答が苦手という生徒の状況を説明しているでしょう。
つまり、「パソコンを使い慣れてない」「速く打つことができない」「PCでのタイピングに慣れてない」という現状があると思います。
今が習得のチャンス❣️
今は、大学で、大学院で、社会に出てからも、パソコンで文字を打ち作業をするということから逃れることはできない時代です。
そこで、現在家にいて少し時間がある間に、生徒たちには是非 タイピングのアプリなどでトレーニングをさせてみませんか。
昔は、大学生1年生などでタイピングの授業があるか、または 講座を取って訓練する場があったように思います。2ヶ月程度週に1回1時間程度練習しただけで、 早く打つことができるようになったことを覚えています。
ほんの少し、それも、一定期間、 集中的に練習すれば、 だれでもすぐにキーボードを見ないで 早く打てるTouch typingができるようになります。
タイピングは、「一生涯どこでも役に立つ絶対的なスキル」です。大学に入学してからも、社会で仕事をする際にも、不可欠なスキルでしょう。簡単な練習で、それを身に付けることができるので、大学に入る前、仕事に就く前にマスターしておくべきだと考えます。
💡どんな効果があるのかシミュレーションしてみると…💡
現在は紙での課題ができない訳ですから、課題はタイピングで打って提出させることになります。 ↓
その課題を出させる前に、「事前課題」の一つとして、タイピング練習を課すとしましょう。 ↓
すぐに練習の効果も出ます。明らかに練習の前と後とでは、打つスピードも労力も少なくなることがわかるでしょう。 ↓
そして、生徒たちは一層楽しく、少ない負荷で課題に取り組むことができるようになるでしょう。 ↓
先生はペーパー・レスで課題を受け取ることになり、エコフレンドリーに。さらには、課題のチェックはしやすくなります。(提出課題のplagiarism・Academic Honesty つまりは、他の文献からの引用が多すぎてないか、盗作にならないか、自分の言葉できちんと書いているかということの確認も容易になります。) ↓
①生徒たちはCBTなどのパソコンで受験する試験にも挑戦できるスキルが身につきます。②将来、大学でも就職してから役立ち、仕事の効率を格段に上げる「身を助けるスキル」を身に付けることができます。③先生たちは仕事の軽減と紙などの経費削減に繋がります。
ちょっと考えただけでも、メリット以外思い浮かびません❣️
さあ、今がチャンスです。少しの練習で、一生役に立つタイピングのスキルを身に付けることができます。日本の子どもたちが、海外の子どもたち同様、普通にPCで文章を打つことができるようになりますように…。
⭐️楽しそうなタイピングのサイトやアプリもいっぱいあります。 良さそうなものを選んで、 生徒たちにやらせてみませんか?
・タイピングを練習できるサイト
https://typing.twi1.me/training# https://www.e-typing.ne.jp/ (基本から)
おススメの歌に合わせてタイピング練習❣️
(上級者向け)
https://typing.twi1.me/list/tagName/歌詞
・アプリもいっぱいあります。小さい頃からやらせるとよさそうなものがいっぱいです。使ってみてよかったアプリがあったら、また是非教えてください。
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