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マイペースが見つからない、でもそれが今の自分

私は元来、自分の評価を他者と比較してしか見つけられない性分。
社会人になった今も同世代の同僚や他社のエースたちを見て触発されるとともに、彼ら(彼女ら)の成長をうらやましく思い、自分の現状にとてつもない焦燥感を感じることがある。

そんな話を友人にすると、友人は「マイペースで生きればいいんだよ」と言ってくれるが、いかんせんこのマイペースが分からない。多分本当の意味で自分が何を大切にしたいのか、自分の価値観・軸といったものを認識できていないのだと思う。だから、職場の上司の一言一言に一喜一憂するし、大学院でも周りに自分の発言がどう受け取られるかすごく気にしてしまう。きっとマイペースを実践できている友人は外からの報酬(評価)も大事にしているだろうが、それ以上に自分の中の価値観に照らして自分で自分を褒めることができているのだろう。

20代のうちは周りからの評価を励みに頑張ってこれたが、30代になるとどこかで自分の限界のようなものも見え始め、自分が何を本当に大切にしたいのか・どう生きるかを真剣に考えるタイミングが来ているのだと思う。

自分の中でまだ自分にとって心地のいい生き方(マイペース)は見つけられていないが、そんな現状こそも今の自分としてマイペースに受け止めるしなやかさを持ちたい。


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