4.まずは不用品の販売から

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Amazonのアカウント登録作業が済んだらいよいよ商品を出品します。
まずは自宅にある不用品を販売していきます。
ヤフオクとメルカリは経験したことがあるので梱包は簡単なのですが、FBAで販売する場合、Amazonの倉庫へ商品を納品する必要があり、始めはかなり苦戦しました。

Amazonで販売される商品には全て「ASIN」と呼ばれる管理番号が存在し、それとは別に「SKU」を出品者が独自に定めます。
更にFBAを利用する場合はランダムに生成される「FNSKU」という管理番号もあり、これらを利用して倉庫の中にある膨大な商品を一意に判別します。納品の際はFNSKUをバーコード化したシールを商品1点1点に貼付し、破損しないよう丁寧に梱包、段ボールに詰めます。
そうした上で「納品プラン」というものを管理画面上で作成し、納品プランごとにバーコード化したラベルを段ボールの外側に貼付します。
こうすることで、日々大量に倉庫へ届く荷物の1つ1つが、誰が作成した納品プランで、その中に含まれる商品がどのようなものなのか、一意に判別できるというわけです。
膨大な荷物のバーコードをスキャンして棚入れするという作業は、倉庫で働く作業員の方々に日々行っていただいています。
本当に有り難いです。荷物の紛失も少なくないですが…

難解なシステムを何とか使いこなし、最初の納品を無事に行うことが出来ました。
納品と並行して、これから仕入れる商品のリサーチも行います。
リサーチはBOOKOFFやセカンドストリートといった実店舗の他、メルカリやラクマなどのフリマアプリでも同時並行で行います。

当時実店舗でのリサーチには「Amacode」というアプリを使っていました。

バーコードがある商品であれば、スマートフォンのカメラで読み取ることでAmazon上での販売価格を表示でき、お店の販売価格と比較して利益が出るかを計算できます。
バーコードがない商品については商品名や型番をモノレートで検索して売れ行きを確認していました。

ネットでのリサーチは様々なやり方がありますが、私の場合はAmazonでリサーチするカテゴリを決め、中古でそこそこ売れていそうな商品の商品名や型番を控え、メルカリなどで検索します。
Amazonで販売しても利益が出そうな価格で売れていれば、それを「フリマウォッチ」というアプリに登録します。

そうすると、次回同じ商品の出品があった際にスマートフォンに通知され、真っ先に購入するのです。
リサーチの結果フリマウォッチへの登録が増えていけば、自然と仕入れるチャンスも増え、売上を伸ばしていけるという算段です。

こんな感じでリサーチ⇒仕入⇒納品の一連の流れを経験することが出来ました。このサイクルを日々回して売上を立てていくというのが基本的なせどりのやり方です。
慣れればそれほど難しいものではないのですが、これを1人でずっと続けていくのはなかなか孤独です。
そんな中、スクールでは日々の日報提出があったり、みんなで店舗仕入に行くイベントがあったりと、モチベーションを保つ機会が沢山ありました。
次の記事では店舗仕入会の様子についてご紹介したいと思います。

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