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【初心者向け】資金ショートしない回転率を数字で解説

副業で中古せどりをしてます、あきです!

一応実績としては『半年で月商294万,粗利89万』を達成しました!


5月からTwitterでの情報発信を開始し、2ヶ月以上経ちますが、やはり140字では伝えきれないことがあると思い、noteでの発信もしてます。

ただ、noteを書いていてたくさんの反響をいただくことも多く、特に以下のnoteはとても嬉しいお言葉をたくさんいただきました!

現在は無料期間が終わってしまいましたが、今後も有料級の情報を期間限定で発信することもありますので、ぜひTwitterをチェックしておいてください!

一応有料となりますが、途中まで閲覧できるので目を通していただくのはアリだと思います!


さて、今回の記事では、これからせどりを始めたい層〜せどり2ヶ月目辺りの初心者さん向けの記事です。せどりで重要指標の一つ、回転率

回転率とは、ある期間に在庫がどのくらい売れているかを表す指標。回転率が高いほど資金の回収ができます。今回の記事では1ヶ月でどのくらい売れているかと定義。

回転率が悪いと資金ショートで、カードの支払いが間に合わなくなってしまう可能性も。そんなことになったらせっかくせどりを始めても辞めてしまうという末路になってしまう方もいるようです。

中には1ヶ月以内に全ての在庫を売り切るせどらーもいますし、資金に余裕がある人は「寝かし」といって、ホビー関連の商品を価値が上がるまで在庫として保有するせどらーもいます。

そんないろんな情報がある中で、実際に資金が少ないせどらーは最低どのくらい在庫を捌かないと資金ショートしてしまうのかと気になり、せどりを始めた1ヶ月目で分析してました。今回はその内容をこのnoteで解説していきます。


このnoteを作成の意図は、以下の通り。

・資金ショートをしない最低基準を知っておいて欲しい
・数字で理解すれば、なんとなく資金ショートが怖いと思ってた不安が解消される
・1ヶ月で売り切ろうというせどらー配信者がたくさんいるけど、その根拠まで詳しくは解説されてない
・つまり、しっかり解説することでせどりを安心して挑戦できるきっかけになると思った

そんな、意図からこの記事がオススメな方は以下の通り

・資金ショートが心配なせどらー
・これからせどりを始めようと思っている方
・なかなか在庫を捌けてない方

逆に資金ショートに悩まず、3ヶ月以上順調に資金管理できてる方はあまり見る必要がありません。(サクッと読めるので流し見程度ならOK)



せどりに必要な数字の解説

この後、解説していきますが、このnoteでお話しする内容を理解いただくために用語等を説明しておきます。


仕入れ値(クレカ、現金)

いくら仕入れに使うことができるか。

クレジットカードを利用すれば、1〜2ヶ月ほど支払いを遅らせることができます。基本はクレカを使って仕入れを推奨してます。支払い前に商品を売って仕入れ値以上の金額を回収できていれば、資金ショートは起きません。

ちなみにカード枠が100万あるなら、月に使うことができる仕入れ枠の目安は半分の50万。カード枠が200万なら100万。手持ち資金があるならその金額を更にプラスとなります。


手持ち資金

手持ちでせどりに使える現金資金がある人はそれも仕入れ費用に回すのもありです。一応、現金資金が0でもせどりを始めることができますが、ガチの初心者だと商品を仕入れても売れなくて資金ショートの話は珍しくもないようです。


用語解説とは関係なくなりますが、資金0ならとりあえず仕入れを始めるより、家の不用品をまずは売って資金と販売経験を積むことをオススメします。初心者さんは焦らずに、不用品を5〜10個売ってから仕入れを始めるのを個人的には推奨。

余談ですが、私は不用品をメルカリ売りで60万近く資金を作れました。


利益率

TwitterやYouTubeの発信でも良く見る利益率。販売額に対してどの程度利益が出てるかを示す指標です。

例えば、10,000円で売った商品で利益が3,000円であれば利益率は30%となります。

3,000(利益)÷10,000(販売値)×100=30(%)

もう一個例を挙げておくと、5,000円で売った商品で利益が2,000円であれば利益率は40%となります。

2,000(利益)÷5,000(販売値)×100=40(%)

ちなみに中古せどりの場合、利益率は20〜35%とせどらーさんによって大きく幅があります。中には50%くらいの利益率出すせどらーさんもいます。私は25%くらいで活動中。


回転率

このnoteのメインテーマである回転率です。ある期間に在庫がどのくらい売れているかを表す指標です。回転率が高いほど仕入れたものを売り捌けており、資金の回収ができてるということになります。今回の記事では1ヶ月でどのくらい売れているかと定義してます。

例えば、単価1個10,000円の仕入れを10点。売値に限らず、7個売ったとしたら

7(販売個数)÷10(仕入れ個数)×100=70(%)

実際は1個1個の仕入れ値が違うので、金額ベースで計算していきます。この後、画像を使って解説するので、なんとなく理解してる程度でOK!


経費

梱包材やツール費用、移動費なども少なからずお金がかかります。利益が出てるように見えるけど、経費込みで考えると手元にお金が残ってないというのは良くある話。

経費を考慮できてないと儲かったと勘違いしてしまうことになるので注意しましょう。


資金ショートしない回転率を数字で知ろう

実際に例を見ながら解説していきます。

この後画像をいくつか載せますが、各用語の定義です

①手数料…メルカリと送料を込みにした売値に対する割合。メルカリの「手数料10%+送料」で私の経験上、平均的に15%くらい手残りが引かれています
②クレカ(支払い)…1ヶ月後に先月使った「仕入れ値(クレカ)」分を支払う計算
③出品額…在庫の仕入れ値と、手数料、利益率を元に計算
④販売による入金…在庫額と手数料、回転率を元に計算
⑤当月在庫出品額…(出品額)-(販売による入金)
⑥収支…(手持ち資金)+(販売による入金)-(クレカ支払い)
⑦収支(経費引)…(手持ち資金)+(販売による入金)-(クレカ支払い)-(経費)

難しくなってしまうので、数字が苦手な方は全て理解しなくてOKです。今回の記事の目的はあくまで資金ショートしない基準を知ってもらうための記事です。

また、これから解説する数字は、あくまで毎月一定条件で続けてきた時のシミュレーションです。利益が上がればより仕入れに回して更なる利益拡大を目指せますし、休む月があってもいいと思ってます。


例1:目標基準(回転率80%、利益率30%)

資金10万、クレカ枠50万を使って仕入れたとしても、一度もマイナスにならず長期目線で見るとしっかりと利益を残すことができてます。最初2ヶ月間は経費(移動費や梱包材等)でマイナスになる場面も出てくるかと思いますが、その後は安定的に資金を増やすことが出来ているお手本パターン。

最終的にこの基準で半年間せどりを続けた場合、180万ほど資金が増える計算となります。


例2:例1よりも利益率が低め(回転率80%、利益率20%)

さっきとの条件は利益率が落ちたのみです。利益率が落ちたといってもせどり業界全体で見ると20%はしっかりと手残りが残る利益率です。

一度少しだけ赤字になってる月が出てきますが、少し在庫を捌いたり一旦資金を何かしら集めることができれば資金ショートは回避できます!

半年続ければ、100万ほど資金が増える計算となります。


例3:利益率は高いけど、回転が悪い(回転率60%、利益率40%、経費高め)

利益率が高いのは大いにいいこと!ただ、それを理由に在庫を捌けてないと痛い目を見ることになります。

表を見ていただければ分かるように2ヶ月目で大きくマイナスになる月が出てきてしまってます。半年ほどそれを継続できればなんとかなるんですけど、2ヶ月やった時点で「うまくいってない、才能ないな」と思ってしまうと、大体の人はこの時点で辞めてしまいます。

なので、お伝えしたいのが、初心者さんこそ回転率重視でやるべきということ!


ちなみに、回転率が高い分、半年続ければ、250万ほど資金が増える計算となります。


例4:仕入れたくさんするけど、売り捌けてない(回転率50%、利益率30%)

仕入れ枠を100万で回転率悪めのシミュレーションです。

ある程度仕入れができてくるようになると、こういった状況に陥る方もいます。仕入れ量が多い分、半年後の手残りは多く残るものの、やはり数ヶ月感で資金ショートしている月がある分、続けれないという状況に陥るでしょう。

個人的には、どれだけ利益率が高い中古せどりでも、回転率60%くらいは最低でも超えた方がいいと思ってます。回転率が50%切ってきたら赤信号だと思ってください。


例5:資金なくてもほとんど売り捌いてるパターン(回転率90%、利益率30%)

回転率90%以上は理想の回転率です。仕入れた商品を1ヶ月以内に売り捌くことができているので、資金面においても保有スペースにおいても困らないせどりになっているはずです。

また、今回低資金せどらーをイメージ(手持ち資金0でクレカ枠も少なめ)したシミュレーションですが、経費の部分で初月だけ赤字が出ていますが、その後は安定して資金を増やしていくことができてます。

つまり、資金0でも半年間で70万以上を作れるわけです!


資金0でもしっかりと稼げる中古せどりすごくない!?
しかも低リスクだなんて、、、(驚)


いくつか例を挙げて解説しましたが、、、

さて、ここまで解説しましたが、しっかりと利益が出る商品を仕入れて、売ることができれば、中古せどりで失敗するということはないということを伝えたいです。

例であげた上記画像で赤く塗られたマスはマイナス収支を表していますが、なんとか売り切って回避したり、梱包材等の経費もクレカで払ってしまえば、次月の支払いに回すことができます。その間の1ヶ月間でしっかりと売り切れば、マイナスになることはありません。

資金ショートしてしまう原因として、以下の点に気をつけましょう。

・仕入れた商品と相場を調べていた商品が一致してない(型番ミス)
・高値で出品しすぎて売れず、在庫を捌けてない
・そもそも出品をしてない

この3点さえ、気をつけて活動していればほぼリスクなしで、副業として稼ぐことは可能です。あとは、メルカリ等だと文章力や画像の見やすさで売れる値段が変わってくるので、その内容についてはまた別のnoteで詳しく解説したいと思います。

もし、1人で不安で始めれないということであれば、TwitterのDM等でご相談ください。現在、教えることに力を入れてるので無料でDMでご相談受け付けます(一部、時間がかかるオファーは有料案内、スケジュールにより返信が遅くなることもあります)。


さいごに

ここまで目を通していただきありがとうございます!文章を書くのも慣れていないので読みづらい部分がたくさんあったと思います(特に数字の解説は文章で解説するのは難しい…)。

今回の記事では、初心者さんが安心してせどりを始めて欲しい、資金問題について不安を解消して欲しいと思い作成しました。

せどりをやってみたいと思っても、不安で始めれないとなっては何も変えることができません。その不安を払拭できたらと思います。


このnoteを読んだ読者様が1人でも「役に立った」と言ってもらえたら嬉しい限りです。


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