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21歳から始める推しコンテンツの話[ゲーム編] FINAL FANTASY VII Remake 前篇

はじめに

 さて、子供の頃からゲームをやってきた人は多いだろう。それが子供の頃の親の制限なり、純粋に好きだった方は大人になってもゲームをプレイしていることだろう。私もその一人である。
低学年はDSとゲームボーイでポケモンをして、その後、PSPを友人から譲り受けた。その時初めてPSPでプレイしたゲームがDISSIDIA FINAL FANTASYだった。DISSIDIAこそ私が最初にプレイしたFFのゲームだ。

 その時のグラフィックの綺麗さに衝撃を受けたことを覚えている。DSでポケモンやどうぶつの森をプレイしていた当時の小学生だった私がこんな綺麗なグラフィックで自分の思う通りにプレイできるゲームがあるのかと興奮してプレイしていた。そして、一番好きなキャラでずっと使っていたのがFF7のクラウドだった。

その後クラウドのかっこよさに惹かれ、FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDRENを鑑賞した。俺氏は綺麗なグラフィックに感動した。ぜひ原作をプレイしてみたい!と思った。
たまたま観た昔の雑誌でFF7の紹介記事を観たらなんと、私が生まれた1999年に販売しているではないか。しかも当時のグラフィックだからまあ、ご察しの通りだろう。少し私は落胆してしまった。だが、いつかプレイはしてみたかった。
それから数年経ち、当時16歳だった私はYoutubeにてFinal Fantasy 7のリメイクが発表。俺氏大歓喜。
そして念願のPS4を購入したらFF7がPS4でできるではないか!とプレイした。ストーリーメインでプレイしたのでゲームバランスはさておき、結構話が重い...。と思いながらプレイした。
その後、FF7ACを観たら「なにこれ...。重い...。」と思った。

そして来たるべく2020年4月10日。FF7 Remakeが販売開始した。新型コロナウイルスが蔓延しており、予想に反してすぐにプレイする時間が確保できた。事前に体験版をプレイしたが、もう本当にグラフィックがきれい。ありがとうスクエニ、ありがとう4K。

さて、話がそれてしまったが、そろそろ始めよう。


原作との違い


 原作をプレイしたゲーマーの方はおそらく、一定の方がやらないと言っているのをよくTwitterで見かける。私はリアルタイムでプレイしていた人間ではないので全然カモン!リメイク!という状態ではあったが、やはり受け入れるのに時間が必要な方も多いだろう。
実際に原作と違いは多々存在する。大本のストーリーもサブシナリオなどがふんだんに盛り込まれておりだいぶ様相が変わっている。
何より、ラストシーンは賛否が分かれそうだなぁと思った。さすがリメイクと謳っているだけはある。

そんなことより!FFシリーズでは有名なビッグス・ウェッジ・ジェシーというトリオがスターシステム的な感じで存在するのだが、原作も今作も登場する。原作ではそんなにキャラ立ちしていなかったし、割と序盤でフェードアウトする存在だったため、名前のみ覚えられている方も多かったと思うが、今回はなんと!しっかりとバックストーリー込でシナリオに多大な影響をもたらしてくれた。特にジェシーが可愛い!メインヒロイン顔負けの可愛さでまじやべえ。みんなぜひ観てくれ。原作の2大ヒロインと方を並べるほど可愛いぞ。
ドラクエファンに例えるならドラゴンクエスト5で「ビアンカ・フローラ戦争」が勃発した後DS移植版にデボラが参戦して3大ヒロインになった感じだ。

まあ私はティファ派なんですけどね。実機でスクリーンショットしたティファを見てくれよ。

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不気味の谷現象を全く感じさせないこの美しさはティファだけではなく、他のキャラクターも本当にリアルだ。


ここがすごいよFF7Remake


ここがすごいよ!ということで是非紹介させていただこう。

いつもの通り3ポイントにピックアップ!
・グラフィック
・音声とフェイスモーション
・ゲームのシステム

以上だ。この3ポイントを詳しく紹介して行きたい。


グラフィック


トレイラーを見た時の衝撃は本当にすごかった。しかもスクウェア・エニックスの独自のエンジンである「Luminous Engine」ではなく、Epic Gamesが開発しているオープンソースゲームエンジンの「Unreal Engine」を採用している。Unreal Engineは同じくオープンソースゲームエンジンである「Unity」と比較して、様々な分野で活躍している。例えば映画とか。
ちなみにUnityはPCゲームやコンシューマーゲームはもちろん、特にアプリゲームで使用されているイメージが強い。

話を戻そう。トレイラーを見た時、グラフィックはもちろんだが、リップシンク技術やフェイスモーションもとてもすごかった。最近のゲームでは主流のシームレスにムービーシーンからプレイに移る箇所も「もう映画じゃん」って感じ。
私の家にあるPS4はProなので4Kでプレイをしていたが、もう本当に綺麗。FF7の世界は少しポストアポカリプスのような雰囲気を醸し出しており、新しいモノと古いモノが入り混じった世界となっているのだが、スラム街のボロいトタンの家から市街地の溢れ出る高級な道路のレンガや高速道路まで、繊細に作られているのが本当にすごい。
今回はミッドガル脱出編までだったので、近隣の街などは出ていないが楽しみに待っている。

それ以外にも壊せるモノというのは各自重力が設定されているのでクラウドがぶつかって壊れた小物などはしっかりとぶつかった時に跳ね返ったり、動かせたりできる。(だからといってそれを利用したギミックなどは特に無い。丁寧に作られている。)
FF7リメイクは後半に神羅という企業に潜入するが、そこの近未来感は本当にすごく、最新の技術を集めた超巨大な会社という設定を存分に表した場所を表現している。逆に前半から中盤にかけてプレイするエリアであるスラム街は新旧混じった不思議な感じがする。が、とても現実にあってもおかしくはないような場所だ。例えるならば、Last Of Usの環境と少し似ているような場所も多い。
Last Of UsFalloutが好きなゲーマーの方は何時間も散策してしまうのではないだろうかと思う。
ちなみに、東洋の建築物も多い。1999年当時の建物や中華風の建物などが乱立しているコルネオ街という場所があり、歓楽街という設定もあってかとても華やかなネオン街となっている。簡単に言うと新宿と京都と横浜の中華街を混ぜたような感じだが、しっかりと世界観で違和感が無いような作りになっている。
もうこればっかりは観てほしいとしか言いようがない。特に5番街スラムがおすすめ。ティファの家とかホント綺麗。

 NPCも作り込みがとてもすごく、主要キャラクターたち以外も顔のグラフィックがよくできている。
スラム街の人たちはもちろんのことだが、サブイベントで登場する人たちのデータ量も凄まじい。
後々紹介するが、他の所にもデータ量を割いておりFFシリーズではPSP版のFF零式と同じくディスクが二枚組になっている。(リメイク版はインストールディスクとプレイディスクで零式はストーリーに沿ってディスクを交換するシステムなので少し違いはある。)

 少し話題は逸れるが、スカイツリーとコラボした時に巨大ポスターが駅などに貼られた。それを見たツイッターのユーザーがクラウドの産毛などを発見して一時期話題を呼んだ。
実際にプレイした時にスクリーンショットを一度ご覧いただこう。

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やばくね?
これやばくね?

髪の毛の作り方は最近のFFと同じ作り方っぽいが、肌の質感やばくね?頭おかしいでしょ。少し肌が荒れている感じなどがやばい。眉毛の質もおかしい。もう本当に映画よ。やばいよ。1999年のときなんか3Dグラフィックで作ったキャラクターはポリゴン感がすごく、不気味の谷現象が起きやすい感じだったのに、これもう人やん。ただのイケメンやん。って感じです。

そんなこんなで後篇に続く!

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