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未来は完全に知らない方がいい

こんにちは。
本日は、『未来予言』について。
占い依存の方や、巷のさまざまなスピ用語、
例えば『アカシックレコード』などに
取り憑かれている方は気になることだと思います。


人間は弱い

人間は結局、弱いのだと思います。
未来を知ることで、よくなる人もいればその逆の人もいる。
人それぞれ薬の効き方が違うように何かを意識化に創り出すことで
マイナスになってしまう場合もあります。
全てが同じように作用すると思わないでください。

あなたが今、未来が不安でしょうがない状態
だとします。
未来が不安なのは、未来を知りたいから
ではない
んですよ。
未来が不安なのは、どうなるかわからないから
なんです。わからないから不安なんです。

占いや霊能者のところに行って
私は未来が「安泰」なのか
どうかが知りたい
わけですよね。
不幸になっている自分を
確認したいわけじゃない
ですよね。

『当たり前でしょ!?』

と、思われるかもしれませんが、
ここは本当に大切なポイントなので
ご自分の考えをしっかり把握してください。

未来を知りたいのではなく、
安心したいのではないですか?

しかし、未来が安心できるもので
なかったらどうしますか?
知ってよかったと思わなくなるかもしれません。
知らぬが仏。
知らなければよかったという未来なら
どうしますか?
避けられないものならどうしますか?
今一度ご自分の心に手を当てて
考えてみてください。

『5年後に宝くじで1億円当たります』の罠

こういう未来を知った時、
人間は「向上」しようとする努力を
やめます。

一億円手に入るんだから・・・

という概念が自分の意識の中に
入ることによってあなたはすでに
その未来から外れた行動をすることに
なります。

例え、1億円手にはいる未来が存在
していたとしても、その1億円が手に入ると
知らずに試行錯誤、紆余曲折を得て、たまたま
宝くじをして奈落の底にいた自分が1億円を
得たのかもしれません。
一億円手に入る未来を知らなかったからこそ、
一億円を手にする過程(苦しい道)をたどっての
一億円だったのかもしれないのです。

未来を知らない上で、努力をする道を選択したから
一億円にたどり着けたかもしれないのです。

未来を知ってしまい、努力をする道を選択しなかったら
一億円にたどり着けるのかどうか、また別の未来に
行ってしまう可能性もあるということです。

未来は複数の可能性がある

つまり、未来というのは一つに固定されていない
ということです。
数ある選択肢の中から自分が選択した道を
たどっていった場合の未来が存在します。
つまり、今の選択と、その工程・過程で決まるのです。

占い師があなたの未来をいったとしても
それは数ある可能性のうちの一つに過ぎません。
あなたがそこに向かって行く過程が大切なのです。
なので、考え過ぎてはいけないし、未来を知り過ぎても
よくないのです。
今、あなたがどうしたいのか、
それが全て
です。

まずは自分がどうしたいのか、から始まる

未来を不安がるのはやめよう、とは言いません。
不安なものですから。
不安になってもいいです。
ですが、あなたがしなければならないことは、
「自分がどうしたいのか、どうなっていたいのか」
です。
未来を知ることではありません。
未来を求めることでもありません。
未来を創ることです。
それが、人間に与えられた力です。

自分が人生のCEOであることを
自覚すること。
あなたの世界はあなたしか創れません。
自分の世界を作る人だけがこの世の
覇者になれるのです。

不安から未来を探ることはやめて
自分のやりたいように行動
しましょう。
あなたにあるのは「現在」だけです。

それではまた。

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