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【詩】あの日のカレーうどん

もう2度とその顔は見たくない
名前なんて知らないけど
もう2度と君の顔は見たくない
姿形も知らないけれど

カレーうどんをぶちまけたような気持ち
汚れた空の上で会えたならいいな
一戸建ての家かマンションに住んでいる坊や
君はあの場所に住みたいんだね

毒ガスが充満する前に
変な歌を歌う
黒い煙に咽びながら
無駄な歌歌う

君が嘘つきなのは知っている
そうは言っても嫌な気持ちだけど
そして君がマジなのも知っている
争いの影はだから差す

カレーうどんをひっくり返したい気持ち
空を汚して暴力振るおう
一戸建ての家かマンションに住んでいる子犬
君はあの場所に住みたいんだね

毒ガスが充満する前に
変な歌を歌う
黒い煙に咽びながら
無駄な歌歌う


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