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アーバンヒムズ

ハズレ馬券が空を舞って
屑肉を買いに寒空の下出かける
夜空が綺麗だ
どこかで電車が止まっても
コスパの良い者を買って
その足の裏が血に塗れても
綺麗だと思う
長い睫毛が涙に濡れて
誰か寄り添うとき
呻き声は聴こえなくなる
青い家の穴も
そこから入る隙間風も
気にはしないさ誰も
ゲロに足を滑らせてすっ転んで
働くのは誰かの代わり
わずかな握りしめた砂は
通りすがりの人に肩がぶつかって
空に消えました
この偏頭痛をどうにかするため
他殺か自殺か
都市の歌をどうにかするには
シンフォニーだと言い張るしかない
いい加減な都市の歌
いい加減な都市の歌
おっさんの声は
かき消えていく
おっさんの声は
ホームのアナウンスに吸い込まれていった

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