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うつ病日記 はや1ヶ月

うつ病になった
仕事のストレスから
身体がいう事を効かなくなり
机の前でぼーっとする時間が増えた

いつもならなんでもない作業を後回しにするようになった
前兆はあった、手配ミスや遅れが目立つようになり
やるべきことはわかっているのに
何故か手がつけられなかった

年に一度の会社で行うストレスチェックの結果
産業医との面談が必要との判定が出たため
面談日に設定したその前の週に事は起きた

下請けさんから、私の手配ミスで恫喝を受けた
相手の言うことはもっともで、返す言葉もなかったし
返す気力もなかった
この業界で怒鳴り散らす人は多いので
それ自体はいつものことだと頭では思っていたが
心の中に、いつもと違うモヤモヤが残った

その週末は気持ちを切り替えるべく
友人と楽しく過ごしてみたのだが
月曜の朝、仕事に行くのに躊躇した
以前感じたことのある身体の痺れを感じて まずいなと思ったが
休んでいる場合じゃないと仕事に出た
その日の午後に産業医とのweb面談の予定が入っていたので
それまで頑張ろうと出勤した

ところが結局その日は仕事が全く手につかず
机に座っていても、気がつくとぼーっとしている状態だった
やるべきことはわかっているのに何も手につかない状態

産業医との面談で状況を話すと
「もうお休みを取ったほうがいい段階ですね」
と言われ、翌日そのままかかりつけの心療内科を訪れた


実は今年の5月にも一度同じことがあった
その時は仕事のことが頭から離れず眠れぬ日々が続いていた
ある朝仕事に行く準備をしようとすると動悸が激しくなり
全身が痺れるような感覚で動けなくなった
結局その日は仕事を休みその心療内科に行った

ドクターからは
過緊張状態ですね
と言われ、安定剤と睡眠薬を処方してもらった

その時は2週間ほど自宅で休養して
その後仕事に復帰した

今回は、うつ病と適応障害との診断を受け
診断書をもらい、翌日から仕事を休んだ


それから約1ヶ月が経過した
最初の1週間は泥のように眠った
毎日20時間くらい眠れた
薬のせいもあったのだろうが
とにかく眠りたかった

眠りから覚めると、薬を飲むために
軽めの食事をとってそのまま薬を飲んで
すぐにまたベットに潜る
すぐに深い眠りに入ると言うサイクルが
1週間続いた

その翌週、世間は夏休みに入り
遠距離彼女がこっちに来てくれた
どこに行くでもなく
自宅でのんびりと2人で過ごした
その間は睡眠時間も普通で
倦怠感はあるものの、軽く買い物や食事にも出れた

彼女が帰るとどうなるのだろうと不安があったが
割りかし平穏な日々が続いた

最初は頭から離れなかった仕事のことも
彼女と過ごす間に考えないようになった

こうして約1ヶ月
社会人になってこんなに何もしなかった事はない
不安感や倦怠感はだいぶ減ったが
まだ何かを前向きにやろうという強い意志が出るには
時間がかかりそうだ

時間だけはあるから うつ病に関する書籍も4冊ほど読んでみた
一般的な治療には半年以上かかることも珍しくないのだと知った
流石にそこまで休んではいられないから
社会復帰を目指して、できることを少しずつはじめている

全く書く気がしなかったnoteに
備忘録としてこのことも書いておこうと思い
PCを起動した・・・   続く


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