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乙女フィフ男の恋のその後

フィフ男編 超久々の更新です

結論から言いますと
遠距離彼女と相変わらず細々と恋愛継続中

相変わらず忙しい彼女と
今年に入って 直接会った回数
何回だと思います?

先日の連休に会ったが
今年に入って3回目

3回目です
30回じゃありません 3回です

日数にするとですね トータル4日かな
今年に入ってですよ

ちなみに去年はもっと酷くて
去年の6月以来、実は一度も直接会ってない
つまり、この1年で 実際に会ったのって
たったの3回なのですよ

これってどう思います?
付き合ってるの?

いやー、改めて振り返ってみて
心中複雑なフィフ男であります


実はこのGW
とうとうというかついにというか
いやむしろ付き合っているのかどうかすら
疑わしいこの関係に終止符を打つべく
遠距離彼女に別れを告げたんですよ


今日はその時のお話

このGW、超久々に会おうと決めていたフィフ男と遠距離彼女
その前にあったのは2月末
3月4月は遠距離彼女がめちゃくちゃ忙しく
彼女は海外出張やら何やらもあって
現実的に会う時間も取れないことは事前にわかっていたから
「5月までは待っててね」とお互いに確認しあったものの
乙女なフィフ男のメンタルはそんなにタフではございません

こっちも仕事で色々あって
メンタルクリニックに通い出す始末
子供とのこともあり、メンタル崩壊寸前に陥ったフィフ男
GWに会う約束の日の前日
とうとう遠距離彼女に別れを切り出した

本当はもっと前から考えていたけれど
海外出張中の彼女にそのタイミングで別れを告げるのは
よくないと思ったし、やっぱり直接あって話をすべきだなと思っていたから
会いに行くつもりではあったのだ

フィフ男は50になる紛れもないおっさんだが
GW前半のフィフ男は10代のメンヘラ女子のような心境で
夜も眠れず、約束の前日、ついに電話で遠距離彼女に別れを告げた

その電話は3時間に及び、納得のいかない彼女に
ひたすら謝り、そしてこれ以上この関係は耐えられないと伝え続け
夜中の2時半 テレビ電話の向こうで遠距離彼女は
悲しそうな目をして、何も言わずに電話を切った

フィフ男もそのまま、飛行機をキャンセルし
眠りについた


そして翌朝 目が覚めたフィフ男を襲う喪失感
あれ?早まった?とも思ったが
これ以上この孤独にフィフ男は耐えられない
これでよかったんだと自分に言い聞かせていた午前9時過ぎ 
フィフ男の電話が鳴った

遠距離彼女からだ
彼女の性格からして、そんなことは絶対にないと思っていたが
電話には遠距離彼女の名前が表示されている

電話に出ると彼女はこういった
「 一睡もできなかった 」 と

動悸が止まらず、どうすればいいのかわからないと
フィフ男は返す言葉が見つからず
しばらく黙り続ける2人

実はフィフ男
メンタルをやられて、4月の前半から仕事を1週間ほど休んでいた
同じように動悸が止まず仕事に行くことができなかった
フィフ男も今仕事が大変で、プレッシャーに耐えかねて
不眠症に陥っていた

だから、彼女が眠れなくて動悸が激しくてどうにもならない辛さは
理解できた

フィフ男は言った
「 そっちに行くかい? 」

遠距離彼女は、「 そうしてもらえるとありがたい 」と答えた

ちなみにフィフ男と遠距離彼女を隔てる距離は約1600km
おいそれと会いに行ける距離ではない

フィフ男は一旦電話を切り 飛行機のチケットを調べる
GWだけあって高い、破壊力抜群のお値段だ
昨日キャンセルしたことを悔やみつつ
安いチケットを探す

旅なれている彼女からも、こっちのチケットの方が安いと
次々とメッセージがくる(意外と元気)
そして某アプリ経由で株主優待チケットを確保

次は空港駐車場を確保せねば(フィフ男の家から空港までも遠いのだ)
いつも使う空港駐車場は当日予約不可なのだが
一か八かで電話をしてみると
「 GWでもう予約でいっぱいなんですけど
    フィフ男さんならなんとかしますよ〜 」と
駐車場のおじさんから嬉しい返事

続いて午後から予約していた床屋にキャンセルの電話
(本当はさっぱりしてから、彼女に会いに行くつもりだった)
オーナーさんに 「当日キャンセルは100%支払いでしたよね?」
と恐る恐る電話をすると
「 フィフ男さんならいいですよ また来てくださいね〜 」
と嬉しい返事

フィフ男は日頃から、何事も同じところでことを済ますので
(駐車場とか買い物とか床屋とか食事とか諸々全般)
こんな時に、人情のありがたみを感じる

話は逸れたが、そうして諸々の予定を変更して
フィフ男は遠距離彼女の元へ飛んだ


そして夕方彼女からの電話から9時間後
フィフ男と遠距離彼女は2ヶ月ぶり、この1年で3回目のデートに漕ぎ着けた
そのまま彼女の部屋に行って食事を取り
お酒を飲む、そのままベットに行って
話をしながら眠りにつく

当然する

翌朝、一緒に朝食の準備をしながら思う
「 あー やっぱり好きだわ〜 」
もう会話とか存在とか
全てがしっくり来るのだ
違和感がまるでない
別れ話のことも話題には出るが
「 2人一緒の方がよくない? 」
「 これ以上相性の良い人なんて他にいると思う?」
という遠距離彼女の問いかけに
「 そうだよね 」と心から納得するフィフ男

この感じってなんなのだろうか
運命とか相性とか、よくわからないが
とにかくフィフ男と遠距離彼女
パーフェクトな相性なのは間違いがない

こうして、3日間を一緒に過ごしたフィフ男

今後は彼女の仕事も落ち着いたことだし
もう少し2人の時間を持とうとお互いに約束し
家路に着いた

付き合って3年
まあ、ほとんど会ってないんだけれど
ラブラブな50オーバーの2人の関係は続いていくのでした


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