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フィフ男の恋の始め方

50にして、相性ってこういうことか
って気がついた話。

時は流れて、遠距離彼女との遭遇。

自然とそんな流れになって

特に気負う事もなくことは始まり

終わってみれば、なんかいい

前回感じた違和感が微塵もない

何が違うのか?

声とか

反応とか

声とか

声とか

同じく同世代の彼女

どっちかと言うと男前

けど、その時はなんか可愛いのだ

別にアニメ声とか、いかにもな訳でもなく

普段とちょっと違う感じなだけだけど

なんかいい


あと反応、

大げさでもなく、無反応でもなく

程よい感じ


彼女も同じくらいレスだったらしく

もうすっかりそんなこととは


縁がないと思っていたらしいが

3回目くらいの時に

『 あー、コレがみんなが言っていたアレか〜 この年にして初めて理解した 』

とのコメント

フィフ男は下手男?

と疑問を持った時から

特に何かが変わったわけでもないが

終わってみれば、フィフ男にも彼女にも

明らかな差が

そうなると、ついついおかわりも

コレってつまり

相性がいいってやつなんだなと

50にして開眼するフィフ男

若かりし頃は、もうとにかく

前に前に進むことしか考えず

ゴールに向かってまっしぐら

みたいな感じだったので

あまり深く考えてこなかったが

この年になると、どうやら

そこまでのプロセスの

いろんな要素が合致しないと

ゴールに辿り着けないようだ



なるほど〜、相性か〜と

目をつぶりながら

1人頷くフィフ男なのであった。

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