荒野行動のアナリストは難しいという話
どうも。SECO(せこ)です。
今回はタイトルの通り。
個人的見解多めですが見てもらえれば。
そもそもアナリストとはなんなのでしょうか。
分析家、または評論家のこと。
職務上、物事や事象に関する分析を行う人。
証券会社・シンクタンクにおいて業界分析・企業分析の仕事に従事する専門職。証券アナリストを参照。
各アナリストは自分の専門分野とする業界を有する。
上場株式の個別銘柄についてアナリストが出すレポートはアナリスト・レポートと呼ばれる。
wikiにはこのようにあります。
まあある事柄を分析する人ですね。(ざっくり)
PUBGのアナリストみどるさんのnoteには
PUBG Analyst 論考① アナリストの役割|みどる @MiddleSnail #note
アナリストとしての本分は、情報を用いて戦略提示、戦術提案を行うことだと思っています。
と書いてあります。
分析という作業は本来、一次資料を用いて二次資料を生み出す行為をさして用いるべきだと私は考えています。マップ配信を見てランドマークをまとめたり、移動ルートをまとめたりするのは、情報を整理したにすぎません。
ただ単にアーカイブを見て情報をまとめただけではデータマンに過ぎない。
そのデータを元にチームに戦略・戦術を提言できて初めてアナリストとしての仕事をこなしていると言える、と。
そこで荒野行動でアナリストになるための第一の関門。
1.データマンになれない
まずアナリストはデータ収集をしそのデータを用いてそこから…ですがKWLはマップ配信がありません。
マップが100%映っていない時点で他チームの動きを完璧に把握することはできません。
映っていない間に他チームが移動していたり接敵して欠けていたり。
どのようなルートを通ったか、どこで接敵したのかということが把握できない以上他チームの動き全てを研究するということはできないのです。
KWLでも安地決定直後はほぼ必ず映してくれますが映っていない間にあった動きに関しては推測するしかないのです。
特に重要になるであろう初動の車取りポジションなどを把握できない、推測の域を出ない不完全なデータでは分析の信用性が損なわれます。
PUBGはマップのみの配信があるのでこれは荒野行動独自のものでしょうが。
2.メリットが薄い
選手とアナリストどっちになればいい?という問いがあったとしたら間違いなく選手と答えるでしょう。
選手として実力があり大会で勝てるようなレベルであればそもそもアナリストになる必要性はありません。
αDのアナリストであるAMAさんのフォロワーは2000人。
そこらへんのちょこっと名の知れたチームに入っている人でこの数字を越している人はいくらでもいるでしょう。
また、選手として実力があれば大会で勝って賞金を得ることができます。
荒野行動では連日連夜ゲリラ、賞金ルーム、リーグ戦が開かれているためそこである程度安定して勝つことができる実力があればゲームをしているだけでお金が手に入ります。
ではアナリストは?
チームのために時間を使い分析レポートを提供したとしてそこに報酬は出るのでしょうか?
チームをサポートするマネージャーさんも無償でやっている人が多いと思います。
そもそもアナリストに報酬出せるような財力あるチームは数える程しかないでしょうし。
選手より作業量が圧倒的に多かったとしても、知名度もお金も選手に負けます。
3.時間がかかる
報酬なんていらないしデータが好き!自分がチームの力になれるのであれば頑張るよ!
そのような考え方をする人もいると思います。
しかしアナリストとして結果を出すには多くの時間を要します。
リーグ戦の分析などを行っているかもじゃさんのnoteでは
荒野行動のアナリストにはなれなかった話|Kamojya @Kamojya #note #とは
私が荒野行動のアナリストにはなれなかった理由は、荒野行動にはリーグ戦のMAP配信もなく、APIもないため、単純に自分のチーム以外の17チーム分を調査・分析するやる気・根気がなく、荒野行動のアナリストに時間をかけるのがもったいないなと思っているからです。
とあります。
私はリーグ戦のアーカイブを見て試合の流れを記事にして自分の気になったデータをちょこっと調べる、といったことをしているのですがそれですら結構な時間がかかります。
全チームの動きを調べあげそこからチームに有益な情報を提供するにはそれ相応の時間が必要。
流石の数字大好き人間でも参ってしまうでしょう(適当)
4.アナリストの必要性が薄い
時間をかけて情報を収集・分析したとします。
しかし、今現在の荒野界隈ではアナリストを必要としているチームの要請はなかなか見かけません。
選手・マネージャーの募集ツイートはよく見かけますがアナリスト募集!というツイートは見たことねえ(見逃してるだけかもしれないけど)
αDに戦略アナリストとしてAMAさんが入ったのが11月。その後にαDはKWL降格をしています。
アナリストの貢献のおかげでこれだけの結果を出せました!という声がなかなか聞こえてこないのが実状。(折角Twitterフォローしてくれているのに失礼ぶっこきまくるストロングスタイル)
これでは「αDがアナリスト導入して勝ってるらしい!じゃあ俺たちのチームもアナリスト入れよう!」という流れになりません。
そもそも今の荒野界隈、リーグ戦に出ているようなチーム・選手はリーグ戦のアーカイブを見て研究していることが前提になっているのでそこまでアナリストを必要としていないのかもしれません。
自分たちである程度研究できるし、アナリスト入れてどれだけ効果があるのか分からないし、じゃあまあいいや。的な。
チームが勝ったってそりゃ実際にプレイしている選手の力が1番大きいでしょうし。
事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!と言われてしまえばそれまでですし(古い)
今後
なかなか報われない(だろう)し、それでも構わないやるよって人ですらあまり必要とされてなさそうなのが今の荒野界隈。
しかし、仏塾にアナリスト部ができるなど徐々に追い風が吹き始めているのではないでしょうか。
とりあえずαDにはサクッとリーグ戦優勝してもらってAMAさんのおかげです!って言ってもらいたいですね。そしたらアナリストの地位も必要性も上がるかも。
昔も今もデータ収集・分析を行っている人たちはいます。
そういう人たちがもっと注目されれば荒野界隈の新たな盛り上がりの火種になるのではないでしょうか。
興味持つ人増えればいいね。
脚光を浴びることのなかった先人達に幸あれ。
(カッコよかったからかもじゃさんの終わりパクった)
ん?私ですか?
私はあくまでも趣味でまったり適当に自己満足程度に今後も記事書いたりデータ集めたりなどなどはしていきます。
こんな自分の記事やnoteを見てくれる人が少しでもいるのが嬉しいです。
無償でどこかチームのためにガッツリやるほどのモチベも知識もありませんがこれからもまったり荒野を見て楽しめればなと。
おしまい。
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