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【ゆる説】何事も気負わずに、とりあえず手を動かした方が早いんじゃないか説

注意:【ゆる説】は、日頃「実は、こうなんじゃないか」と感じた説を、備忘録的にゆる〜く書き留めたものです。真偽は皆さんで確かめてください。

この間、Perennial Sellerという面白い本を読んだ。

本のエッセンスを乱暴に言ってしまえば、

・発売後18ヶ月以上経っている音楽がずっと売れ続けているように、息の長い作品は儲かる(=「稼げる名作」)
・「稼げる名作」は、その時々の流行り廃りに流されるのではなく、人々の本質をうまくついている(だからこそ、10年、20年と残る)
「稼げる名作」は、ぱっと思いついてできるものではなく、創作の段階で産みの苦しみ・葛藤があり、それは避けては通れない
・仮に葛藤の末にいい作品ができたとしても、創作に費やした時間と同じぐらいの時間をマーケティングに費やさないと意味がない
・同じ作品にずっとマーケティングに予算を投下しつづけることはできないので、口コミが拡がることが「稼げる名作」の必須要件

ということだ。

去年立ち上げた会社が”ぽっと出の会社”で終わらないよう、日々試行錯誤している私にとって、本書は色々と参考になった。

その中でもとりわけ、

どんな名作も最初から名作だったわけではない

という事実が印象的で、改めて、5年・10年という長いスパンで大きなことを成し遂げていくことの重要性を気づかせてくれた。

一方、大きなことを成し遂げようと思えば思うほど、最初の一歩に怖気づいてしまうのも事実。

特に私は、学生時代に一日中ひたすら油絵を描いていたときの癖もあって、どうしても自分の作品を完璧に仕上げようとしてしまう。

このnoteの投稿もそうだし、会社のブログもそうだ。完璧主義が邪魔して、いつも壮大な作品を創ろうとしてしまう。

その結果、記事は1~2万字の大作になってしまうし、途中で「これは微妙だな」と思えば筆を止めてしまう。

結果、壮大な想いはあっても、なかなか一歩を踏み出せていなかったりする。

しかし、それではいつまで経っても何も成し遂げられない。
なので、どこか気持ち悪さはあるのだけど、一旦、完璧主義は忘れて、気負わずに、とりあえず手を動かしてみたら何か変わるのではないか。そんな想いで、この【ゆる説】を始めてみた。

いつまで続くかわからないけど、まずは始めて、続けてみる。そんな習慣を作りたいと思う。

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