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過激なリベラルがファシズム化した結果、防衛本能でレイシストが生産されるという方程式

おはようございます。

#意識低い系社長  です。

昨晩の安倍晋三内閣総理大臣の、健康上の理由による辞任発表は、国内にとどまらず海外でも速報として扱われるほど、ビッグニュースでした。

多くの人がショックを受ける中、とある野党議員のツイートが物議を醸し、大いに炎上しました。

わたしは支持政党なし、特定支持者なし、特定宗教宗派なし、右派左派でもない、いわゆる中道左派の浮遊者層です。

それを踏まえた上で今日のお話をさせてください。


1.公人


公職選挙法に基づき選出された公人は、有権者の代弁者であり、日本国民のために滅私奉公するのが前提です。

なぜならば、わたしたち日本国民から徴税した税金によって食っているからです。これはごく当たり前のことです。

その公人がSNSなどで発信する内容は、常に衆人環視の元、公式なスピーチと同義に扱われます。「炎上しちゃった、テヘッ。」で済まされる問題ではありません。

まず今の全国会議員、全公務員にお聞きしたい。

あなたたちは誰のために仕事をしているのですか?

政治を執り行う上で、一方の意見しか聞かない政治は独裁と変わりません。均衡の取れた政治は必要不可欠です。ですからわたしは、確かな野党は必ず必要だと考えています。そして議会において与野党は常に言論で攻防する。これが議会制民主主義の形です。

憲政史上最長の長期政権となった安倍首相に対し、憎き思いをしている野党議員も多いことでしょう。長期政権が続くほど、野党の存在感は薄れていくものですから。

ですが、安倍首相憎さの余り、持病や疾病を揶揄するような発言は、人としてやってはいけないことです。

権力者を批判するのは一向に構いませんし、わたし個人的にも自民党という自浄機能のない組織は好きではありません。ですが、同じ人間として好き勝手に誹謗中傷をしていいわけではありません。これは基本的人権や道徳の問題であり、公人私人関係なく、他人を傷つける、他人の権利を侵害する行為はあってはならないのです。


2.過激なリベラル


日本人の多くは、わたしのような特定支持政党なし、という浮遊層です。
選挙の度に、どこに入れてもなぁ…と思う人が多いのです。

これは政治に無関心だから、というわけではなく、政党が掲げる公約やマニュフェストがあまりにも現実離れしていたり、実行可能な政策や実現して欲しい政策が実生活にほとんど影響を及ぼさないのを知っているからです。

そんな中で、一部の過激なリベラル派が「安倍やめろ」だの、今回の安倍首相の辞任を嘲笑するようなツイートや発信を見て、浮遊層はあなたたちの支持者になると思いますか?

むしろ、いち人間として自称リベラル派の人たちに嫌悪感を抱きます。
敵に塩を送るわけではありませんが、お気持ちだけでも今までの労をねぎらう表明をした方が余程支持されるとは思いませんか。

そんな人たちがいくらアンチレイシズムやアンチファシズムを唱えたところで、今あなたたちがやっていることこそ、ファシズムそのものです。

自分が気に食わないから、自分の中の正義に反するから、だからそれは社会から除外して、弾圧して、消し去ってしまえ。これがファシズム以外の何だというのでしょうか。


3.戦後教育と愛国主義


わたしは今30代後半ですが、戦後教育として、日本は第二次世界大戦を侵略戦争として教育を受け育ちました。そしてその報いとして広島・長崎の原爆投下、東京大空襲という多くの民間人、非戦闘員の死者を出した、と。

つまり、戦争は悪であり、二度と戦争をしないという誓いが、平和憲法である日本国憲法である、と学びました。

わたしは今もなお、平和主義でいます。できることなら、対話や協力といった平和的解決手段を持って、争い事には終止符を打って欲しい。心からそう願っている者の一人です。

ですが、先述した自称リベラル派の抗議や言論の弾圧、今のBLM運動という名の暴動に見るのは、まさにその逆です。そして彼らが勢力を増せば増すほど、彼らが敵と見なす愛国者たちが生まれます。

なぜかお分かりですか?

あなたたちがやってることが異常で怖いからですよ。

戦争反対、差別反対と叫びながら他人に暴力を振るったり、暴言を吐く姿を見て、一般人は何を思うのかお分かりでしょうか?

先日、学生運動真っ只中、全学連のメンバーとして成田闘争や東大占拠にゲバ棒を振るっていた父と久しぶりに話をしました。(ガチガチの左です。)そんな父が、最近はもうリベラルがリベラルではなくなった、と言っていました。

反体制、反国家権力、わたしたちはそのために戦った。
しかし、今やリベラルはリベラルではなくなり、ただ自分の意見と違う者を排斥するだけの運動と化してしまっている。
こんなのはもうリベラルとは呼べない。

そう言っていました。


4.最後に


先日、某アスリートが黒人差別反対を訴えるために、試合をボイコットし、その後説得されて結果、試合に出場するという、なんともみっともない醜態を晒していました。

アスリートが政治を持ち出したら、スポーツはスポーツではなくなります。

スポーツはあくまで、国籍、宗教、階級などにとらわれることのない、純粋な身体能力と技術による、公正なる競技です。そこに政治的思想や宗教を持ち出したら、スポーツは成り立ちません。

世界最速の男、ウサイン・ボルト氏が先日コロナ陽性と診断されたそうですが、彼がしっかりと治療を受け、後遺症なく完治するよう祈っています。


これを読んでくれたあなたに、ひとつだけお願いします。

ネットに書き込むとき、必ずそれを見た人の気持ちになって一度読み返してみてください。お願いします。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

👇 よかったら見ていってくれると嬉しいです。


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