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日本国産小麦。日本の食料自給率を上げる最前線を見てきた。

おはようございます。

#KENMAYA です。

昨日、茨城県境町にある、株式会社クローバーファームにお邪魔してきました。昨年できたばかりの農業法人で、社長はわたしの高校時代の親友です。

直接会うのは実に6年ぶりぐらいでしたが、お互いに年を取ったな…という印象でした(笑)
そして今後の農業の在り方や、教育、販路拡大などについて意見交換をさせて頂きました。

今日は「日本って米ぐらいしか作れない」と思い込んでる方に是非読んで頂きたいと思います。


1.株式会社クローバーファーム


現在、主に稲30ha、麦15ha、大豆13haほどの栽培実績があり、
常時雇用の従業員を含め、4名ほどの小さな会社ですが、
収穫物のしっかりとした販路及び収穫委託なども請け負っており、
骨太の農業法人です。

とにかく、高校時代の親友が社長ということもあり、
色眼鏡で見ないように完全に取引先、投資先として検分しようと思っていたので、かなり厳しめな質問もしました。

ですが、既にドローン操縦士の資格も持ち、将来的にはドローンでの追肥や、防虫、消毒なども行っていきたい。というビジョンを持っていること。

さらに日本の食料自給率を上げるために、米はもちろん、大豆や麦を重視して、品質を向上させていきたいという強い意思があり、
すでにパンに特化した小麦の生産を行い、テスト販売として地域限定ですが、セブンイレブンでの販売も行っています。


2.大豆や小麦の将来性


わたしは兼ねてより、国産大豆食品の今後の需要拡大と将来性に期待を寄せていて、「納豆」の生産量が需要に追いついてないことや、高タンパクの「大豆ミート」の将来性には十分に投資する余地があると思っています。

また輸入に頼り切りの小麦についても、国産の需要は大いにあると思っています。

ですが、日本で作る上では、まだまだ研究の余地があり、同じ面積あたりの収穫量や大農園の効率化で輸入品との価格勝負では到底かないません。

今まで農家は農協や国によって米を作っている限りは守られていたのです。
結果として、手間がかかる上に、販路を持たない大豆や麦は軽視されがちでした。ですが、食の多様化が進むにつれ、米よりもパン、そして大豆と徐々に消費者のニーズも変わってきています。


3.農業の最前線


まさに生産者としてのクローバーファームですが、「打ち豆」や「きな粉」といった、6次産業にも積極的です。実際にもらってきたのですが、市販の「きな粉」とは全く違います。きなこの香りがとても強く、雑味のない豆本来の甘みが引き立つ逸品でした。

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それもそのはずで、本来、「きな粉」は規格外の大豆をきな粉として加工しているそうなのですが、彼が製造委託しているのはA級品の大豆をきなこや打ち豆といった加工品にしているので、品質に妥協をしていないのです。

その姿勢に思わず感動したわたしは、後先考えず、彼の作った大豆35キロ一袋をその場で買ってきてしまいました。

食品加工経験はありませんが、自家製納豆や自家製大豆ミートができるかやってみたいと思います。うまくいきそうなら、どこか加工会社に営業に行ってみたいと思います。


4.最後に


高校時代の友人が農業従事者という、縁遠い世界に行ってしまったと一度は思ったのですが、ブロックチェーン型のビジネスを展開する上で、縁遠くも何ともないことに最近になって気付いたのです。

ネットショップを中心にあらゆる物品、サービスが「日本国産」というブランドの元、どんどん参加してもらう形にすれば、業界に縦も横もなくなります。予想外の掛け算が生まれたりして、制約のない自由で開かれた市場になると思っています。

来年から本格的に始動する予定ですが、
プロジェクト「XXXX」(まだ内緒)として、LP制作と商社系バイヤーを繋げる企画をしています。お楽しみに!


ここまで読んで頂きありがとうございました。

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