【訃報】ドラクエのかみさま、逝く
#KENMAYA です。
すぎやまこういち先生(90)が9月30日、ご逝去されていたそうです。
ドラゴンクエストといえばあの曲、と全世代に耳に馴染んだあの名曲『ロトのテーマ』、ドラクエⅢで全プレイヤーを恐怖に陥れた『勇者の挑戦』、ドラクエⅪでまさに全ドラクエファンを涙させた、『冒険の旅』（ドラクエⅢ初出）など数々の名曲を作曲なされた偉大な作曲家でした。
2016年には最高齢にしてゲームの作曲を手掛けた作曲家としてギネス認定を受け、2018年には旭日小綬章を受章、2020年には文化功労賞を受賞、スクウェア・エニックス最新作であり、現在制作中の『ドラゴンクエストⅫ』の作曲が最後のお仕事となってしまいました。
これまでも、これからもドラクエシリーズになくてはならない存在のお一人であり、突然の訃報はあまりにも悲しく、そして寂しいです。気分が落ち込んだとき、もうダメだと諦めかけたとき、何度も『ロトのテーマ』に救われてきました。
ドラクエシリーズファンであれば、誰もが経験したことのある【音楽で世界に惹き込まれる瞬間】というものを作り上げ、日本のゲームというジャンルを世界レベルにまで押し上げた大きな功労者であると思います。
わたしは幼少期からドラクエシリーズのファンであり、アラフォーとなった今でも『ドラクエウォーク』を遊んでいますし、少し前に発売された『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』もプレイしました。自分でも驚いたのですが、エンディングを迎えた際には自然と涙が頬を伝いました。ネタバレになるので、あまり深くは触れませんが、初期よりドラクエシリーズを遊んできたプレイヤーにこれまでの集大成、そして当時の記憶を蘇らせるに十分な感動を与えました。
これほど深く心に刻まれたゲームは他にありませんし、これからもないでしょう。
最後にすぎやま先生が自身の手掛けたテーマ曲がオリンピックという華舞台で用いられたこと。それを誇りに思って逝かれたことだけを祈っています。どうか、やすらかに。
これからも先生の遺された名曲の数々は数多の少年少女、そして勇者たちの希望の光であり続けるでしょう。本当に今までありがとうございました。
今日は亡きすぎやま先生を偲び、スクエア・エニックス様のサイトのみリンクさせて頂きます。
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