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#KENMAYA です。


わたしは日本は好きです。過剰ともいえるサービスが当たり前に享受でき、比較的治安もよく、日本語さえ話せれば不自由しないし、穏やかな生活を送るだけであれば衣食住に困るようなこともないでしょう。

しかし、今日本が舵を切ろうとしている方向に、わたしは暗い未来しか見い出すことができません。何が何でも減税をしない。世界各国との金融政策や経済政策の違いに目を向けず、データや根拠を無視した感情論的な希望的観測や憶測が先行し、ただでさえ漠然とした将来への不安をより色濃くしているだけのように感じます。

企業物価指数(仕入れ)は40年以来の高い数値をつけているのに、消費者物価指数は上がらないのは、企業が値上げをすることへの躊躇いと日本の需給バランスがおかしなことになっていることの現れです。これは消費者の「お金を使いたくない」心理が非常に強いことでもあり、その根源は「将来の不安」です。


その「将来の不安」を煽っているのは日本そのものであり、必要最低限にまで支出を絞る【緊縮財政】を国家全体で行っているわけですから、それも民間企業も各家庭も同じように右へ倣えしているわけです。そんな国が成長していけるはずもなく、GDPは年率にして脅威の-3.0%です。

難しいことは抜きにして1年で日本は3%退化してるということです。軽く消費税増税分ぐらいぶっ飛んでますよね。

もちろんそんな国に投資したい、という投資家も少ないわけですから、株式市場も上値は重く、アメリカのように好決算の企業の株価が窓を開けて高値更新し続ける展開と異なり、非常につまらないものとなってます。

もう飽き飽きしてしまったので今日、利確できる銘柄を含め、日本株はほとんど処分してしまいました。残ってるのはJTと銀行株(配当銘柄)ぐらいです。暫く円安傾向は続くでしょうから、タイミングを見てポンドかドルに変えていこうと思います。


本当にこのままでいいんでしょうか?正直、わたしは日本は好きですが、このまま日本に税金を納めるより、新興国で日ごと週ごとの成長を享受しながら、新興国に税金を納めた方が有意義で楽しい生活が送れる気がします。

もちろん不便さもあるかもしれませんし、生活水準を落とすことにもなるかもしれませんが、成長する気のない国に納める税金ほどバカバカしいものはないと思うのです。

お偉いさん方がこんな場末のnoteを読むとは思えませんが、これから日本をどうしたいのか、日本にいるメリットは何なのか、本気で考えて頂きたいと思うところであります。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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