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それって趣味?【彫金師】という道を選んだワケ

こんにちは。妻です。

お客様よりお預りしてた修理品の

ご納品をしてきました♪

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メインはチェーン切れ💥
金属はプラチナとゴールドだったので
ロー付けで修理しました✨
(金属の種類で方法が異なります)

今回は一部…
ペンダントトップの側のロー付けが
少し難しいので料金が上がり
その分、新品仕上げは
サービスにさせて頂きました🤗

合わせて鏡面仕上げもして
金属もダイヤモンドもキラキラと
輝きが甦りました✨

この瞬間が心躍りますねぇ🤤
研磨屋冥利に尽きます👍

お客様にも
喜んで頂けて嬉しいです🍀

【修理価格参考】
チェーン切れ 1500円~
新品仕上げ 500円~

他にも素材が分からないものの鑑定や
宝石の簡易鑑別やサイズ直し
リフォーム(作り換え)、地金買取などの
アドバイスもサービスで承っております♪
お気軽にご相談ください🥰


さて、本題。

彫金師という道は…

もともとは明治時代、廃刀令が出て刀や鍔を作る職人たちや髪飾りなど金細工職人が始まりと言われています。

装飾品は贅沢品として一時は国より税金を多く掛けられた時代もありました。

それでも廃れないのは、文明の発達…いわば先進国だからこそ、一部の富裕層からステータスとして支えられてきたからです。

いまだ、先物資産としても価値は見出だされ、ゴールドやプラチナといった地金は不景気でも安定した需要があります。

実はダイヤモンドなど宝石にもその価値があります。特にダイヤモンドが大きな価格の変動がないのは、デビアス社によって市場への流通が管理されているからであって、実は採掘量は流通より多いとも言われています。

さて。私は、彫金師と名乗るには少し自信がなく、業界には浅く広く携わってきました。

工房があったといえど、路面店。さらに常に接客ありきで、展示会や広報、デザインや修理・加工、セミナー講師と様々で。

今に活かされてる事も多いですが、実際は職人と言えるかは不明です。

でもこの道を選んだ18歳の時。

安定しない、需要がない、給料が少ないからとか、就職難だからとか、消去法の様に将来を決めたくなく…後悔はしたくなかった。「やりたいこと」を仕事にしたい。と思っていました。

「興味のあること」は、地球という大地が作り出した一つとして同じものは存在しない天然で奇跡の様な『宝石』を飾るジュエリーという貴金属。

でも、入りたい学校は渋谷。(当時、実家暮らしで山梨よりの神奈川で田舎)入学すれば通学は片道1時間半。それに対し通ってた高校は進学校だったので、周りはみんな地元の大学へ。先生にも反対とまではいかないものの、勿体ないとは言われました。

でも、若いうちにしか出来ない事をしたいと思いました。東京に出ることも、宝飾関係に進む事も。

逆に年齢関係なく出来る仕事や取れる資格もあります。それもわざわざ東京出なくとも。

まぁ勢いで飛び込んだんですね笑。若いっていいな…🙄

学校で学ぶ中で、ゴールドやプラチナ、シルバー、銅など『金属光沢』の魅力と面白さにも大きく惹かれていき、今に繋がります💦

今年で彫金に携わって14年目になります。それなりに業界の時代の流れは見てきたつもりです。

続けていけば、それなりに経験を積み重ね、自信になります。それを元に新しい事に挑戦したいと思った時も、それが糧となる事も経験しました。無駄な事って意外とないのかもしれません。ただし、持ってるモノを「活かす」工夫や努力は必要だとは感じますが。

実は今、YouTube動画を配信出来てるのも、元々ニコニコ動画で歌い手として活動してたからなんです(お恥ずかしい限り…)

大事なのは、自分で考え選択していく事だと思います。人にひかれたレールは挫折した時に、言い訳しやすくなりますから。

それでも一度、迷った事はありました。自分に適正はあるのか?この道で合ってるのか?

その時、相談した人生の大先輩には『その仕事は自分に合ってると思い込むしかない』とアドバイスを頂きました。その大先輩は業界でも誰もが知ってる大手ブランドの原型師という、職人の憧れる仕事を長年してた人でした。

そんな人が言うんです。

仕事は合う合わないなど、やってみなきゃ続けてみなきゃ誰にも分からないと。

好きな事を仕事にするのは時に辛い事もありました。好きだったはずが嫌いになった事も。特に金や心情が絡むと複雑でややこしくなります。だから、あまり自信はありませんが、経験からこの道で良かったなと思います。

少しでも参考になりますでしょうか?笑


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