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金属製古式銃のレプリカについて、警視庁に問い合わせしてみた


おはようございます。

#KENMAYA です。

先程、警視庁生活安全課に電話をしてみました。
内容としては「銃刀法」に関する事案で、
「スペイン製Denix社より販売され、国内で輸入販売されている古式銃(撃発方式が管打式又はピン打式等、それ以前の構造を持つ銃)のレプリカ(美術品)を所持すること、
またその金属部分の光沢研磨加工をすることが「違法改造」にあたり、
「銃刀法違反」の対象になりえるか」についてです。


まず、結論から言いますと、
スペイン製Denix社の「古式銃」は日本国内で入手可能なモノでは
「模造拳銃」に該当しない。
とのことで、所持は違法ではないとのこと。
また「模造拳銃」に該当しないため、「表面加工」についても違法性はない。との見解でした。


つまり、「古式銃」のレプリカはあくまでも骨董品、もしくはそれに類する美術品としての扱いであり、「モデルガン」「模造銃」「トイガン」などとは一線を画するということです。

なぜこんなことをしているかと言いますと、
いざ磨いてみた動画をアップした瞬間、通報祭りとなっては困るからです。
また、『金属製モデルガン』というだけで、
何か業界の闇というか、エアガンやサバゲー好きな方から白い目で見られるような雰囲気
がありました。
ですので、事前にちゃんと警察署に相談し確認を取ることで、
「違法拳銃所持や違法拳銃改造への注意喚起」をも啓発する動画構成にしようと思っています。(※正しく理解しましょう、ということです。)


ただ、やはり日本の警察の銃に対する厳しさは相当感じました。
幸いにも対応してくださった警察官の方が
「Denix社製の古式銃レプリカ」について調べてくださり、
型番や状態などでこれはOK、これはNGときちんとご教示くださったので、
わたしも危ない橋を渡らずに済みました。

もちろん、日本の銃規制に対しては厳しくて当たり前であり、
国民の生活の安全を守る上でも一般人が武装をするような国になって欲しくはありません。
過去に様々な「模造拳銃」が改造することで実弾を撃てるとして、
摘発を受けています。また、暴力団絡みの事件では近年でも実銃が何本も押収されています。

わたしはあくまでも、アンティークとして銃を楽しみたいので、
サバゲーやエアガンでBB弾を撃つことには特に興味はありません。
また内部を改造したり違法なことをするつもりも断じてありません。
ただ、アンティークを輝かせることに情熱を傾けているだけです。

法律は正しく理解してこそ味方になり、
知らなかったでは許されません。
やはり事前にしっかりと調査、下調べすることは重要だと思いました。
動画アップ前には所轄署に写真や動画も持って再確認しに行くつもりです。
念には念を。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

Twitter、YouTubeもやってます。
よかったら見ていってくださると嬉しいです。

27.墓石磨き①動画(サムネ2)


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