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執拗的なラグビーファンが本当のファンなら、テレビ観戦はファンではないんですか?

私はラグビーファンです。

にわか、にわかと騒がれた
2018年W杯からのラグビーファンです。

最近ずっと違和感がある
ファンと選手の距離について。

当時、練習見学は無料開放な上
選手との写真やサインなどのファンサービスが
ラグビーでは昔から当たり前でした。
知って大変驚きました。

大盛り上がりだったW杯後ですから
当然、情報を知ったファンが殺到。
一部の非常識ファンが
選手の駐車場にまで入り出待ちして
車を無理矢理止めてサインを貰う
サインは高額転売など
常識を逸脱した行為が出てきました。

チームや選手側から注意の発信が
あるにもかかわらず
距離感が掴めないファンの迷惑行為で
結局、練習公開もファンサービスも
当分の間禁止ということに。

コロナ禍になる前の
ファンサービスのすごさを
SNS上でも実感しつつ
その後長い間
練習非公開、選手との接触は禁止という
状況も見てきて
私が感じるのは
ラグビーはファンと選手の距離が
極端に近すぎるということ。

最初は
ラグビー人気や知名度を上げるために
W杯の盛り上がりもいい意味で利用して
選手もチームも無理してるのではと
思っていたのですが違うようです。

そもそもラグビーは
ファンとの距離感が近く
そのファンの声が嬉しいという
考えを持っているようです。

私が応援しているのは関西のチームですが
震災時に地域と助け合い
チームを応援してもらったという話があり
地域貢献活動もチームの仕事の一つで
声をかけてもらった声援に応える
という思いがあって
ファンとの距離感が
他のスポーツと比べて極端に近い。
そしてそれが選手もチームも当たり前。

地域貢献活動は良い事だと思うけど
言葉を返せば
地域密着型で触れ合えるファンが
本当のファン
…と、考えているぽい。

…ということに
最近ようやく気付いて
私には理解し辛い距離感で
ラグビーファンで居続けることが
難しいなと感じてしまった。

個人的には接触がある
ファンサービスは必要ないと思っています。

確かに
選手のパフォーマンスや能力向上を
ファンの声援は後押しをするでしょう。

でも本質の部分はファンの声援ではない。

応援しているチームが試合に勝って
優勝してくれる力を持って
いいパフォーマンスを見れる事が
私は最高のファンサービスだと思っているので
世の中が落ち着きつつある中
ファンサービスが復活してきて
私が思うことと
チームの思いに溝が出来始めました。

私がラグビーファンになった頃
昔からのラグビーファンは
異常なまでの盛り上がりや
追っかけファンや
SNSで変な投稿をするファンを(私のこと)
どんな目で見ていたのだろうと思う。

迷惑だっただろうなと
私は考えてしまい
ほとんどの投稿を削除して
投稿の仕方も変え
ただのミーハーファンではないアピールをして
発信する理由付けをしてきた。

日本のあらゆるファンは
執拗的な人が多いように感じます。

執拗的というのは
簡単に言うと出待ちをしたりするタイプ。

普通、迷惑行為だと思うんですが
ラグビーは違うんですよ。

例えと言い方は悪いですが
執拗的ファンを
嬉しいと感じる選手が多い。

それが私には理解出来ない。

私自身、プロ野球ファンで
キャンプ見学に沖縄まで何度か行きましたし
同じ宿舎ホテルを選んで泊まりましたし
(ホテル内には接触禁止の張り紙があります)
当時のナゴヤドームも月1必ず。
スカパーも契約して全試合見ていたし
グッズはアホほど買ってました。
好きな舞台俳優が見たくて
2度ですが大阪に舞台見に行きました。

だから人のことは言えたもんじゃないですが
執拗的ファンではない。

ただ試合を見に行って
ヒットだホームランだ
勝った負けたを
見ず知らずの周りのファンと
一緒になって楽しむのが
単純に面白かった。

試合で最高のパフォーマンスを見れる事が
一番面白いと思っている。

選手の出待ちをして
または、見学に行って
一緒に写真を撮ったりサインをもらったり
なんの意味があるのだろうと
アイドルの追っかけと
間違えてませんか?と
私はどうしても思ってしまう。

一緒に写真を撮ったら
次の試合で勝てれるのかと。
屁理屈だけど。

でも私は
選手とファンの距離が近いよりも
試合に勝ってほしい。

優勝は難しくても
せめてプレーオフには出てほしい。

写真撮ってる場合ちゃうやろって思う。

足を運んでくれたファンが
出待ちしてくれたファンが
一緒に写真を撮ったら
本当のファンとも取れるような言葉
本人そんな気なくても
言葉は慎重に選んでほしかった。

来年のW杯はフランスですが
簡単に行けませんよ。

今年こそそんな声はさすがに聞かないけど
去年までは
職業上、厳しい制約があった人も
一定数存在していた。

だからテレビっちゅうもんがあって
スカパーがあって
ラグビー全試合放送の
スポーツチャンネルがあって
契約してでもラグビーの試合が見たい!

…という気持ちは
本当のファンではないのだろうかと
卑屈に捉えてしまった。

スカパー解約も考えているほどだ。

どこの誰だか分からない人をサポートする勇気は私にはありませんがアセクシャル46歳田舎で独身工場生活に共感いただけたら仕事もまた頑張れます。