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糖尿病は病の震源地??
どうも、こーへ〜です🌱
先日の土日に卒業試験が終わりました!
手応えが結構あったので結果が楽しみです😎
さて、いきなりですが↓の共通点は何か分かるでしょうか?
・網膜症
・腎症
・神経障害
・狭心症
・心筋梗塞
・脳卒中などの脳血管疾患
・足の痺れ
・昏睡
・感染症への感染
実はこれら全て「糖尿病」の合併症なんです!
いや〜恐ろしいですね🥶
まさに、「病の温床」いや「病の震源地」といったところでしょうか。
なので今回はこれについて詳しくご紹介しますので「糖尿病」という名前は知っているけけれど、具体的には・・・という方必見!!
糖尿病は大きく分けて「I型」と「II型」の2つに分けられます。
✔︎I型
I型糖尿病の原因は「自己免疫」の異常などにより膵臓にある血糖値を下げるβ細胞(インスリンを出すホルモン)を自分で攻撃してしまいインスリンが正常に分泌できないことに端を発します(原因不明の場合もあり)
そもそも血糖とは
三大栄養素の1つである「タンパク質」を摂取し消化吸収して「グルコース(ブドウ糖)」という形に変化させ小腸から吸収します。そのグルコース(ブドウ糖)が血中に流れることで「血糖」とよばれる状態になるんです。
そして本来は食後など血糖が上がる状態になると、インスリンによって上がった血糖は下げられ、下がった分の血糖は血液を巡り筋肉や肝臓などの細胞に取り込まれそれぞれグリコーゲンという形に変化し貯蔵されます。(インスリンのグリコーゲン合成作用、タンパク質合成作用などによる)
しかしI型糖尿病ではインスリンを正常に分泌できず血糖を下げれないので血中にグルコース(ブドウ糖)が溜まってしまい上で紹介したインスリンのグリコーゲン合成作用やタンパク質合成作用などが効かなくなるので糖が取り込めず結果的に高血糖になるんです!
・このI型糖尿病の特徴として
上に書いたようにインスリンを作る膵臓のβ細胞を自分で攻撃してしまいインスリンを正常に分泌できなくなるのが原因なので食生活やストレスなどの生活習慣の乱れは関係ありません。
ちなみにI型糖尿病は中年男性よりも子供や痩せている人に多いんです💡
✔︎II型
II型糖尿病の原因はI型とは逆で高カロリー、食物繊維不足などの「食生活」や運動不足、睡眠不足などの「生活習慣病」なんです。これによりインスリンの分泌量やインスリンの効き具合が低下するため「インスリンの作用不足」に陥ります。
ちなみにインスリンの作用が不足する理由として
膵臓の働きが弱くなることで血糖値を下げるインスリンの分泌量が低下してしまうことやインスリンの効果が弱くなるなどの理由があります。
これにより、I型と同じように血管の中にグルコース(ブドウ糖)が溜まってしまったり、筋肉や肝臓への糖の取り込みが少なくなってしまい高血糖になってしまうんです。
また糖尿病の合併症には細小血管障害と大血管障害がそれぞれ3つあるんです。
細小血管障害
・網膜症
・腎症
・末梢神経障害
大血管障害
・冠動脈疾患
・脳血管
・下肢閉塞性動脈性
これらの理由として糖尿病になるとグルコース(ブドウ糖)が血管の中に溜まり高血糖となることで血液がドロドロと「砂糖水」のようになり血液が流れにくく血管内で詰まってしまいます。
それがもし網膜の細い血管で詰まってしまうと「網膜症」、腎臓の糸球体(毛細血管)が詰まってしまうと「糖尿病性腎症」となるんです。
「末梢神経障害」に関しては原因ははっきりとは分かっていませんが、初期に足の裏に「ピリピリ」した感じを、進行すると手や手の指にもピリピリと痺れが現れます。さらに進行すると感覚が鈍くなり画鋲や火傷に気づかないようになります。そのため「壊死」や感染+壊死の「壊疽」を起こし足切断の原因になります。
大血管障害についてはこちらをご参照ください💡
いかがだったでしょうか?
糖尿病は合併症が多い疾患なので、生活習慣や食生活といった身近なことから気をつけて生活していきたいものです。
次回は細胞レベルで糖尿病についてみていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
少しでもお役に立てれば幸いです🌱
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