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間違えた選択肢を間違えにしない考え


今日のデートプランは"ゆっくり過ごす"

朝10時。
私と彼は徒歩10分の距離に住んでいる。彼が車で迎えに来てくれ、乗り込むとこから始まる。

札幌にはコーチャンフォーと言う大きな本屋さんがあり
彼の欲しい本を調達してから優雅にカフェタイム。

その後は私が芝生のある公園に行きたい!とリクエスト。
車に積んであったボールを手にサッカーをすることにした。

コーチャンフォーへ行くことも
カフェタイムをすることも
サッカーをすることも元々決めていたわけではない。
車の中で決めた。

ここまでの流れだけで本当は色々書けそうなのだがこの3つは序章にすぎない。

ふはははは。

なぜなら今日の締めくくり最大イベントが控えている。

そ  れ  は 、

北海道大学の西興部村のソフトクリームを食べる!

これだけは1週間前から決めていた。
そう。
私は大のソフトクリーム好き。

ここのソフトクリームは
北海道大学博物館内、カフェの中にある。
西興部村の萩原牧場の牛乳を使用した
後味さっぱりの牛乳ソフト。

西興部村がどこにあるかも
萩原牧場のことも知らないし
北海道大学、略して北大の中に博物館があったことも
ソフトクリームのおまけくらいに知った。

なんか名前だけで美味しそうじゃん!

ソフトクリーム好きならその味を確認せねば!

ではいざ参ろう!


意気み充分!とりあえず見つけた門から入ってみた。
北大は敷地がとても広いらしく博物館までたくさん歩く。

札幌もやっと春めいて来て気温は18度。
柔らかい日差しがちょうど良い。
まだ木の葉が生えていない北海道らしい春景色。

なにやらそれらしき古めの建物が出て来た。
博物館だけは近代っぽく無い煉瓦造りのような見た目で
いつから建ってるの?と言う佇まい。

入ってみると間接照明でちょっと薄暗くおしゃんなアンティークの雰囲気。
おばあちゃん家のようなにおいが懐かしい気持ち。

『おぉ〜、出た出たこのにおい』

なんて言いながらついでに博物館を見てみることに。
軽い気持ちで始まった北大ツアーだったが
なんと今年創立150周年。
積み上がる歴史を舐めちゃいかん。

博物館は内容が濃くてボリューミー、建物3階まである大作で、あんまり覚えてない。けれど
沢山偉人が輩出された大学ってな事はわかった。

博物館を周り、無事ソフトクリームをゲットー!


彼『外で食べましょうか』

彼の粋な計らいで歩きながら食べる。

歴史…、積み重ねってすごいな〜

という簡単な感想を頭に浮かべながら
ソフトクリームぱくぱく。

彼『もうちょっとあの時勉強していたら北大、入れたかな〜!入れると思ってなかったから視野に入れてなかったな〜』

ぱくぱく。

私『そうかもしれないですね〜。でも入ってたら今の友達に出会えてなかったですよ』

ぱくぱく。

彼『ね!そうなんですよ!よく考えたら僕、選択肢間違えた事ないと思うんですよね。まりこさんはありますか?他にやりたかった仕事とかは?』

ぱくぱ、、、く

おおん!


現在の私は『幸せとは何か。』というドデカい山を一度越えたと思っている。全ての選択の上、今の自分が出来上がっているので間違えはあったと思うが後悔はしていない。

やりたい仕事。

高校生の時進路を決める時期。
•独立できて、定年を超えてもできそうな仕事
•才能の無い自分が出来そうなクリエイティブな仕事
•人間の欲、本能に訴えかけるような、手を伸ばしてしまうような魅力のある物

すうぃーーーつ。。。

スウィーツ良いんじゃない!派手だし!

絵描き、写真家、音楽の道に実は憧れてるんだよな〜。
なーんて想いの裏側がパティシエだった。
なんかちょっと後ろめたさありつつのパティシエ。

心の声

こんな感じの事を答えて、ソフトクリームぱくぱく。


彼『おー!!!じゃあ、パティシエは天職ですね!』

彼をみるとキラキラした眼をこちらに向けている。

そうか。天職かもしれない。

ぱくぱく。

向き不向きはわからないがこの仕事は天職らしい。
それも私の心次第。

気づかなかったな〜

この仕事天職だったのか。

ぱくぱく。


人から見て、そう見えるのであればそれも真実。
絵はこれから習えば良い。歌もこれから習えばいい。
大人になっても楽しめると最近の私は思うのです。
趣味を極めればいつかパティシエの仕事に繋がる日が来ることも、また夢見て良いのです。努力を努力と感じないほどに子どもの心で純粋に楽しんで。
今日もありがとうございます!

追伸

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