未来が過去を変える♪

一週間ほど前、「おむすびアート」のグループ内で投稿をしたもので、いくつかコメントいただけたものがあり、よく書けていたのかなあと思ったので、こちらにも載せてみますね。

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こんばんは(^ ^)

今日は「本日のアート」はお休みして、別の話を♪
先日、小説『マチネの終わりに』で鍵となっている台詞をご紹介しました。

「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で感じやすいものじゃないですか？」

この台詞は、作品の中で重要な役割を果たしているものなのですが、この小説の次に紹介したテレビドラマ『薔薇のない花屋』と少し通じるところがあります。『薔薇のない花屋』は、私が今までに見たテレビドラマの中で、一番「え〜っ⁉」と驚いたどんでん返しがあるのですが、「どんでん返し」というのは、過去の出来事がひっくり返されることですよね。

死んでいたと思っていた人が、実は生きていた、とか笑

「あ〜、あの時の出来事はこういうことだったのか」と、過去の理解が変わることです。それを『マチネの終わりに』では「未来が過去を変える」と表現しているわけですが、私は未来だけでなく、「今が過去を変える」こともあると思っています。

今の状況に応じて、過去の出来事の解釈が様々に変わること。

例えば、起こった戦争という出来事は１つでも、その記述が戦勝国と敗戦国では全く違うことがあるように、その人の「今」がどうであるかによって、「過去」の出来事の解釈が変化することは、大いにあり得ます。

「失敗して、散々な思いをしたな〜」と思っていた出来事が、「失敗して、深い学びを得られてよかったな〜」と思う出来事に変わる、とか。

私の過去の記憶も、二転三転して、様々に変わってきました。人生を出来事の積み重ねとするなら、それは他ならぬ過去の積み重ね、今の積み重ねです。あなたの過去がどんなものでも、今がどんな状態でも、それは未来から見れば、解釈次第で、どのようにも変化する可能性がある、ということですね。今の一瞬一瞬をしっかりと生きていきましょう。きっと、それが未来につながるはず。

♡Have a great night♡

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