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“感じたくないことも感じなきゃ 何も感じられなくなるから”

今日はぼくが崇拝しているといっても過言ではない宇多田ヒカルさんの新曲

『誰にも言わない』がリリースされました!

サントリー天然水のCM挿入歌です。初めてCMを見た時からはやくフルで聴きたいとずっと待ってました…。

このCMで宇多田ヒカルが朗読をしているのですが、それは国木田独歩の『小春』の一節になります。

“月光をして汝の逍遙(しょうよう)を照らさしめ、山谷の風をしてほしいままに汝を吹かしめよ”

これこそが『誰にも言わない』で伝えたかったことなんだとか。

この詩の意味は、なんとなくですが、流れのままに意のままに自分を赴かせようというような意味だと解釈しています。自然に時には身を任せる、しかし自分もまた自然であるから思うままにしようと言った方がわかりやすいかもしれません。

ぼくは今日朝起きた瞬間からこの曲しか聴いてません。(全く自慢にならない)

多分、20回以上は、いや、それ以上聴いたんじゃないでしょうか。とにかく1日中流してました。曲の最後の方にサビがある?というかどこにサビがあるかわからないような曲で不思議な曲だなっていうのが最初の感想でした。

森の奥深くに入ってくような洞窟の深くに入っていくような不思議な感覚を呼び起こすところもあって、その気分のまま木々が生茂る公園に散歩に行きましたが自然との調和が素晴らしく良かった…。

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歌詞の中にタイトルにもした

“感じたくないことも感じなきゃ 
何も感じられなくなるから”

このフレーズが2、3回繰り返されるんですがこれがもう響きまくってしまいました。

そう。いいことだけに目を開けて、都合の悪いことには目を閉じたいという心理があります。しかし、本当にいいことを感じたいと思った時にはどっちにも目を開けておかないと、本当の意味ではなにも見てないことになるんだよなぁと漠然と思っていたので刺さりまくりでした。

なんていうか清濁も知ってるから、清の美しさを知ってるというかそんなかんじでしょうか。洗濯する前の汚れた状態を知っているから洗濯後の綺麗さを知っているというような。

こういうハッとさせられる歌詞が一曲のなかに一つだけだけじゃなく何個も登場しちゃうから宇多田ヒカルはやばいんですよね…。まだまだあるんですが具に書くと終わらなくなるので今日はこの一つだけで。


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なるべく毎日noteは今日で59日目!



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